紋別高等学校3年生を対象としたデートDV講座について
紋別人権擁護委員協議会及び旭川地方法務局紋別支局では,本年度の人権啓発活動事業の一環として,旭川人権擁護委員連合会・男女共同参画社会推進委員会作成の資料を基に,紋別支局管内の高校生を対象とした人権擁護委員による「デートDV講座」を企画し,事前に各学校あて実施の案内と説明を行い,今回は地元紋別高校で実施しました。
平成21年11月19日(木曜)紋別高校において,6時限目の50分を利用し,紋別人権擁護委員協議会の男女共同参画社会推進委員の加藤洋子,田中啓一,目黒菊代各委員が担当し,3年生全員220名を対象に実施しました。
学校担当先生司会のもと,人権擁護委員を紹介していただき早速開始です。
加藤洋子委員による配付資料の説明の後に,「デートDV」−相手を尊重する関係をつくる−(30分)のビデオを視ていただきました(時間の関係から後半省略)。
ビデオでは,暴力の種類,DVを起こす要因などが分かりやすく編集されているため,参加した生徒は真剣に見入っていました。
この後,加藤洋子委員から,夫婦間におけるDVと,交際中の若者の間のDVについての説明が行われました。
ビデオを視て生徒2名からも感想をいただきました。
続いて,生徒2名に出ていただき,「力と支配」のロールプレイ(俺と部活とどっちが大事なんだよ!)を実際に演じてもらったところ,アドリブも出て全校生徒も大いに盛り上がりました。
続いて,田中・目黒委員によって,「相手を尊重する良好な関係」の場合のロールプレイを演じ,「自己決定権」,「Iメッセージ」などを具体的に説明し,「思いやりの心」と人権意識についても分かりやすく説明しました。
最後に,生徒代表から,「相手を尊重する大切さなどを学ぶことができて勉強になりました。」との謝辞をいただき講座を終了しました。
今回は,2回目の実施と言うことで人権擁護委員にも少し余裕も感じられましたが,時間配分がかなり難しいと思いました。
後日,学校の先生からのアンケートと,生徒からの感想文が寄せられましたので,一部を紹介します。
アンケート
少ない時間で内容が濃く驚いた。ロールプレイと映像内容が重複していたので,内容を精査の上,映像,ロールプレイ,講演と区切ると更に伝わりやすかった。
パワーポイントを活用し,リズムとテンポをつけると更によい。
もう少し生徒中心の内容で。微妙な例も紹介してもらえると。
生徒の感想
恋人同士に限らず,日常生活でも相手を尊重することが大切と思った。
相手を束縛することがデートDVとは思わなかった。
チェックシートでどのような行動がDVになるのか分かった。
自分のした行動が該当するような感じなので気をつけようと思った。
身体的暴力だけでなく,言葉や経済的暴力のあることを初めて知った。
ビデオなどすごく参考になったし,今後の生活で意識とかの勉強になった。
ロールプレイで見たことが結構起きているので,思ったより身近な問題だ。
短い時間の中での講座でしたが,多くの生徒に関心を持っていただき概ね成功したものと感じでおります。
紋別人権擁護委員協議会では,毎年3年生を対象に計画しておりますので,今後も,内容を工夫しながら実施していきたいと思います。
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