
5月11日,稚内市立潮見が丘中学校において人権教室を開催しました。
今回の人権教室は,前半に人権擁護委員が講演をし,後半は講演内容を参考に,自らの体験を通して人権をテーマにした作文を書く,という初の2部構成でおこなったものです。その様子を報告します。
第1部
体育館で人権擁護委員3名が講演会 ‐自らの体験を元に‐
聴講するのは3年生69名。講師を担当する人権擁護委員3名は,「ハンディを抱えながらも前向きに生きる人の姿の尊さ」「人権を尊重するとは,自分を大切にするのと同じくらい,相手を大切に思うこと」など,自らの職業体験等をベースにした内容を,生徒に語りかける口調で講演しました。生徒の皆さんはメモをとりながら真剣な眼差しで話を聴いていました。
中でも長年教師として生徒に接してきた委員の「何気ない一言で生徒を傷つけてしまった失敗によって,言葉の持つ力というのは大きいことに気づかされた。皆さんも相手の気持ちを常に思いやる心を持ってください」とのメッセージには,生徒のみならず,教師の方もうなずくシーンが見られました。
最後に,子どもの人権専門委員からこの後の作文作成にあたってのアドバイスと,平成18年度全国中学生作文コンテストへの募集をPRし,講演会を終了しました。
メモをとりながらみなさん真剣に聴いています。
広い体育館に委員のメッセージが響き渡ります。
第2部
教室に戻って作文作成 ‐講演を聴いて「人権」をテーマに‐
体育館から各自の教室に戻り,いよいよ作文を書き始めます。講演中にとったメモを見直したり,担任の先生に質問したりしながら,一生懸命作文に取り組んでいました。
ちょうど社会科の公民で日本国憲法について学ぶ年代でもあり,「人権」という言葉自体には馴染みがあるのに加えて,「講演を聴いて何を感じたかを作文にすればいいんだよ」という教師のアドバイスに「それなら書けそう」とペンを持つ手が進むといった場面も見受けられ,人権擁護委員のメッセージが生徒の皆さんに伝わったのを実感させられました。
講師を担当した委員も教室に入り,作文に取り組む姿を温かく見守っていました。
今回の人権教室の模様は後日地元紙2社に取り上げられ,人権擁護機関と啓発活動の重要性を大きくPRすることができました。
作文に取り組む生徒を見守る委員
啓発パンフレットを見ながら作文の題材を考えます。
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