拡大写真・増田 明美 色紙・メッセージ

私はマラソン選手だった頃、世界の大きな舞台で棄権をしてしまいました。でも、そのショックよりも、「あれがリタイヤした増田だよ」と、指すような人の視線が気になって、外へ出られなくなってしまったのです。
2ヶ月間位、閉じこもりました。1人で居ると、気持ちがジメジメしてきて、死にたくなってしまいます。そんな時、ファンだという人から1枚の葉書きが届いたのです。
「明るさ求めて、暗さみず」
あったかい大きな文字に涙が止まりませんでした。そして、それに背中を押されるように外へ出てみると、そこにはいっぱいの元気がありました。
元気な人と話していると自分も元気になります。
太陽の光の眩しさを感じ
花びらの色の美しさを感じ
風の気持ちよさを感じ
少しづつ元気になれたのです。
ですから今も、元気がなくなると、外へ元気を貰いに行きます。
増田明美
