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南北海道人権啓発活動ネットワーク協議会
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全国中学生人権作文コンテスト

女性の人権

函館市立銭亀沢中学校二年 河越 春菜

『マララ・ユスフザイ』さんという人を、知っていますか。私は、この前テレビを見て知りました。マララさんは、パキスタン人の16歳の女性で私と同じくらいの年代ですが、今あることで世界中から注目されています。

2009年、11歳の時に武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」が行われている地域で、テロや女子校の破壊行為の批判、女性への教育の必要性をペンネームでブログに訴え続けました。それはまるで「アンネの日記」のようだと、複数の欧米メディアがマララさんを注目しました。パキスタン政府は彼女の本名を公表して、「勇気ある少女」として表彰後、講演会にも招きました。けれど、この事をきっかけに、マララさんはTTPから命を狙われることになります。

2012年10月9日。中学校から帰るためにスクールバスに乗っていたところ、オートバイに乗った二人組の男がバスを無理やり止めて、「マララはどこだ。」と、座席に乗り込んできました。

男らは、マララさんの頭部と首に計2発の銃弾をうち、一緒にいた女子生徒2人も負傷しました。男らの目的は、マララさんの口封じでした。マララさんは重体で手術をし、奇跡的に一命をとりとめました。10月13日、容疑者が逮捕され、2月2日の再手術も成功し、回復していきました。

そして、7月12日16歳の誕生日に国連で演説をすることとなります。

「本とペンを手に取りましょう。最も強力な武器です。一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが世界を変えるのです。教育だけがたった一つの解決策です。教育が第一です。」と述べました。私は、マララさんの演説に心を打たれました。私以外にも世界中の人々が感動していると思います。マララさんが命を狙われたにもかかわらず、教育の必要性を訴え続けていることは、すばらしいことだと思いました。

私は、女だからといって差別を受けることはおかしいと思います。女だから何だと言うのでしょう。女はじゃまなのでしょうか。かつて、この国にもあった男尊女卑という制度がなくなった今の世の中が、私は一番良いと思います。今では様々な場での、女性進出が目立っています。校長先生、知事、社長などリーダーシップを発揮している女性が増えています。もちろん、男性と共に助け合って平和な世界を作っていくべきだと私は思います。マララさんのように教育の機会を奪われ、差別を受けている女性たちが、世界には多くいます。その人たちのことを考えもしないで戦争が行われ、子どもや女性が苦しんでいるのは、とても悲しいことです。だから、マララさんにはたくさんの人を助けるためにも、代表者としてこれからも訴え続け、少しでも良い世界になってくれることを、心から願っています。私も、男性に負けずみんなを引っぱっていけるような、強い女性になりたいと思いました。

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