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熊本県人権啓発活動ネットワーク協議会
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第36回全国中学生人権作文コンテスト熊本県大会

目  的

次代を担う中学生が人権問題について作文を書くことによって,人権尊重の重要性,必要性についての理解を深めるとともに豊かな人権感覚を身に付けること,及び入賞作品を国民に周知広報することによって,広く一般に人権尊重思想を根付かせることを目的とする。

沿  革

昭和56年度から実施しており,今回の大会で36回目を迎える。

主  催

熊本地方法務局,熊本県人権擁護委員連合会

共  催

熊本日日新聞社

後  援

熊本県教育委員会,熊本市教育委員会,NHK熊本放送局,ロアッソ熊本

応募者数

熊本県内の全中学校(生徒0人の学校を除き,特別支援学校中等部含む。)196校の80.6%に当たる158校,全中学生51,085名の49.6%,応募校生徒数の58.8%に当たる25,358名から寄せられた。

なお,今年度は県内の全中学校数に対する応募校の割合は,熊本地震の影響もあり,昨年度に比較して2.7%,県内の全生徒数に対する応募率が2.8%減少したが,応募校生徒数に対する応募率は2.1%増加した。

応募作品

内容別には,応募総数全体の34.3%(8,704編)が「子どもに関する問題をテーマとした作品」となっているが,中でも「いじめ」に関する作文が27.0%(6,790編)を占めており,中学生にとって「いじめ」は極めて身近で重大な人権問題であり,「いじめ」問題が深刻な状況にあることがうかがえる。

次に多いのが,「その他人権の尊重をテーマとした作品」で,応募総数の17.0%,以下,多い順に,「戦争や平和をテーマとした作品」(10.3%),「差別問題一般をテーマとした作品」(8.8%),「障害のある人に関する問題をテーマとした作品」(8.2%)と続いている。

なお,「その他人権の尊重をテーマとした作品」については,4月の熊本地震に関する作品も多く含まれており,この地震が中学生にとって非常に大きな出来事だったことがうかがわれる。

これら,「子ども」,「人権の尊重」,「平和問題」,「差別問題」,及び「障害者問題」をテーマとした作品が全体の約8割を占めており,中学生にとって,これらのテーマが重要な人権問題として認識されていることが分かる。


表彰式全体写真

入賞作品のご紹介

作品名 中学校名 学年 氏名
最優秀賞 熊本地方法務局長賞 私のお兄ちゃん 球磨村立球磨中学校 3 まつながりんか
松永倫佳
熊本県人権擁護委員連合会長賞 普通ってなんだろう 山鹿市立菊鹿中学校 3 いのうえまひろ
井上真尋
特別賞 熊本日日新聞社賞 僕の両親 玉名市立玉名中学校 3 すぎもとえいすけ
杉本英資
熊本県教育委員会賞 共に生きる社会を目指して 天草市立天草中学校 3 ふるたあかね
古田朱音
NHK熊本放送局賞 ばあちゃんとおたまリレー 高森町立高森中学校 3 なかやま
中山さつき
ロアッソ熊本賞 二つの教訓 人吉市立第一中学校 3 ながたあかり
永田明
優秀賞 熊本地方法務局長賞 「吃音」と上手に付き合っていく事 八代市立第二中学校 3 もみたゆうせい
籾田優成
熊本地方法務局長賞 世界一難しい返答 玉名市立玉名中学校 2 やましたりゅう
山下流
熊本地方法務局長賞 その一言で 熊本県立黒石原支援学校 3 ながめななこ
永目菜々子
熊本地方法務局長賞 人権について考えて 湯前町立湯前中学校 3 よしだりおん
吉田梨音
熊本地方法務局長賞 ある日のできごとから 山鹿市立鹿本中学校 1 ほしこかける
星子翔
熊本地方法務局長賞 自分の経験を通して 菊陽町立菊陽中学校 1 ふくどみこはる
福冨心春
熊本県人権擁護委員連合会長賞 いつのまにかに 八代市立第三中学校 1 かたやまかの
片山佳乃
熊本県人権擁護委員連合会長賞 障がいのある方との向き合い方 国立大学法人熊本大学教育学部附属中学校 3 はらだかりん
原田佳綸
熊本県人権擁護委員連合会長賞 「障害」に対する理解と思いやり 天草市立本渡中学校 2 さかいせいしろう
酒井清士郎
熊本県人権擁護委員連合会長賞 一言できずつく心 上天草市立阿村中学校 1 はやしわかな
林若那
熊本県人権擁護委員連合会長賞 いつかの眠れる日を 益城町立木山中学校 1 たかみやあゆみ
宮歩美
熊本県人権擁護委員連合会長賞 願い 御船町立御船中学校 2 ふじきみゆ
藤木みゆ

全国中学生人権作文コンテスト熊本大会審査講評

熊本県人権擁護委員連合会 会長 伊藤直江

中学生の皆さんの純粋で豊かな感受性に改めて感動しています。

中学生が、日常の生活体験や社会事象の中から人権問題を捉え、豊かな人権感覚と人権尊重の思想を身につけることを目的として、第三六回全国中学生人権作文コンテスト熊本県大会を実施しました。

熊本県内全中学校の八○・六%にあたる一五八校から、二五三五八点の応募がありました。内容的には、「子ども・特にいじめ問題」、「その他の人権問題」、「戦争や平和問題」、「差別問題」をテーマとした作品が全体の約八割を占めており、中学生にとって、これらのテーマが重要な人権課題として認識されていることが分かります。また、出品されたいずれの作文も、豊かな感性と人権感覚を持ち合わせた感動的な作品でした。

「アメリカと日本2つの国に暮らした経験から、両国の心の文化の違いに戸惑いながらも、日本の『和』とアメリカの『個の尊重』が融合できれば、社会や人のあり方が変わるのではないか」と提言した井上真尋さん。

「一緒に入園した障がいを持つお友達と共に小学校・中学校と進み、その間、障がいに合わせたルールを作り楽しく学校生活を送った経験から、障がいと共に生きるということはどんなことか」を考え訴えた古田朱音さん。

この二編は、特に印象に残る作品でした。

「正しく知り、思いを知り、共感から行動へ」―ある市の人権啓発取り組みの重点目標です。体験し考えているだけでは何も変わりません。そこからそれぞれが何を引き出し、どう活動するかによって社会は大きく変わっていくはずです。中学生の皆さんの純粋で豊かな感受性に感動をもらった大人の一人として、この思い・このすばらしさを多くの人に伝え、人権尊重社会の実現に向けて共に努力していかなければならないと強く感じています

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