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ホーム > 各種行事 > 第56回(平成20年度)中学生人権作文コンテスト結果 >

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NHK大阪放送局長賞「なかま」

泉南郡岬町立岬中学校 三年 阪本 彩香

人権は人間が人間として生まれながらにして持っている権利であり、日本国憲法の第11条で書かれているように、すべての人権の享有を妨げられることなく、侵すことのできない永久の権利として国民に与えられています。このように、私たちの人権は生まれながらにして守られています。

世の中では親が子供を傷つけたり、一人を複数の人数でいじめたり、人権を侵すようなあってはならない事件がたくさん起きています。

こんな事をなくすために、私の通っている中学校ではいじめの学習にとても力を入れています。いじめがどういう事から始まっていくのか考えたり、自分達の普段の行動について考え直したりします。こんな取り組みがあるのにもかかわらずいじめのような出き事がたくさんあるのか疑問に思います。

昨年、他学年でとても悲しいいじめがありました。そのいじめの内容は靴がなくなっていたり、靴の中に画びょうが入ってたり、壁に「死ね」と落書きされていたり、本当に信じられない事ばかりでした。こんなひどいでき事は遠い話だと思っていました。まさか自分の学校で起こるなんて・・・私はいじめの内容を聞いてもあんな事が起きたなんて信じられませんでした。というより、信じたくなかったです。あんな最悪な事があってもいじめられた子は毎日学校に来ていたそうです。私はその子を元気付けなければならない立場なのに逆にその子に勇気をもらえた気がします。いじめが見つかって、先生や全校生徒でそのいじめをなくすために集会をしたりしました。中でもいじめをなくすためにつくられた「ぴーふる」と言う団体が中学校にはあり、その「ぴーふる」のみんなや生徒会役員を中心に色々な事をしてくれました。そのおかげでそのいじめは終わりました。そしてしばらくの間私の学年でも何も起こらなくみんなが安心して学校生活を送っていました。しかし、時が経ってスリッパを隠す事件が起きました。それは私がされました。一回目は私よりも先に学校へ来ていた友達が気が付いて私の靴箱に戻してくれていました。私は「一年生の時もそんな事があったし、どうせすぐに終わるだろう。」ぐらいしか思っていませんでした。しかし、また移動させられていました。二回目は下足室のごみ箱の中に入っていました。二回目も先生が見つけてくれていたのであんまり何も思わなかったのですが、見つかった場所がごみ箱だったので少し気分が悪かったです。先生たちが巡回したりしてくれたのに三回目も起きました。三回目は自分で気付きました。少し離れたところに移動させられていました。さすがにしつこいので腹が立ちました。「見えないところでしないで正々堂々してこい。」と思いました。私と一緒にスリッパを探してくれる友達がいたり、「誰にやられたん?」と考えてくれたりしてくれる友達がいてくれたので気にすることなく学校へ行くことが出きました。私が思っている以上に先生や「ぴーふる」のみんなはその事件について考えてくれていました。毎日巡回してくれたり「ぴーふる」のみんなも色々と考えてくれました。先生達がまめに声をかけてくれたり家に電話をかけてくれたりわざわざ家まで来てくれたりしてくれたのでびっくりしました。だから腹が立った分、嬉しかったです。その後も一回移動させられていました。私は「大げさになるから集会はしてくれなくていい。」と先生に言ったけど、してくれました。

なぜ先生たちは私以上に必死になってくれるのだろう?と思っていました。でも今思うと私だけの問題でなく学校全体の問題だから必死になってくれたんだと思います。この中学校でいじめについてたくさん取り組んでいじめをさせない思いが大きい先生、生徒だから守ってくれたのだと思います。私はあの時必死になってくれた先生や一緒に探してくれた友達がいたから、あまり気にすることなく安心して学校へ行けたのかな。と今になって思いました。

私はこの事件を体験して知ったことは、人権は侵されないのが当たり前だけど、そうでなく私の回りの人によって守られていることを知ることができました。だから、これからは私がしてもらった事を忘れない為に自分の友達に何かあった時は次は私が支えになってその子の人権を守りたいです。でも何よりも人権を侵すような出き事を作ってはならないので、今まで以上に、普段の行動からもっと意識していくべきだと思います。

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