本文へジャンプメニューへジャンプ
大阪人権啓発活動ネットワーク協議会
ここからメニューです
ホーム
大阪人権啓発活動ネットワーク協議会
活動紹介
トピックス
各種行事
人権相談所等のお知らせ
人権関係広報資料
ハンセン病の正しい理解のために
リンク
地域ネットワーク協議会
人権啓発活動大阪地域ネットワーク協議会
人権啓発活動東大阪地域ネットワーク協議会
人権啓発活動堺・南大阪地域ネットワーク協議会
人権啓発活動泉州地域ネットワーク協議会

ホーム > 各種行事 > 第57回(平成21年度)中学生人権作文コンテスト結果 >

ここから本文です

優秀賞「私からのお願い」

枚方市立中宮中学校 三年 政所 明日香

私の兄は自閉症の障害があります。七才上の兄です。

最初に私の兄が他の人と違うと感じたのは、私が「トランプしよう」と言っても、兄は意味がわからなくて遊べなかった時です。話しかけても会話にならず、よく独り言を言います。そして何回も同じビデオを見ます。私は小さい頃から一緒に遊べなかったし、勉強も教えてくれなかったので、いつも寂しく思っていました。それから、兄はてんかんで倒れたことがあり、ずっとお薬を飲んでいます。お薬を飲まないと、倒れてしまうのです。それはかわいそうだなと思います。

お母さんに聞いたのですが、私が生まれて退院するときに、兄は「えっ?連れて帰っていいの?」とビックリして、とても喜んでいたそうです。兄は帰ってからもよく私をだっこをしていたそうです。

今では、しっかり真面目に作業所で仕事をしています。家では、几帳面でいつも部屋をきれいにしています。そして、誰にでも優しいし、人の嫌がる事でも進んでしてくれます。

私は兄と6年間一緒にスイミングに通いました。兄と一緒で安心だったので通えたんだと思います。他の人よりは、いろんな面でハンディがある兄ですが、他の人には負けない良い所がたくさんある兄だと思います。私はこの兄で良かったと思っています。これからもずっと家族として一緒に暮らせたらいいなと思います。私の自慢の兄です。

私は、障害者はどの人も純粋で健常者に無いものを持っていると思います。見習わなければならない時もあると、私は兄を通して思いました。健常者は障害者に接しようと思っていても、「障害者には理解してもらえない」と差別のように壁を作っているところがある気がします。障害者の気持ちは障害者ではないとわかりませんが、私は良いことや人を信じていれば、理解を示してくれるだろうと思います。

私は、一つ疑問に思ったことがあります。それは、障害者の「害」という漢字です。まるで他人に害を及ぼすような漢字を使っていたので、何故こんな漢字を使っているのか気になったので、調べてみました。障害者とは、「身体の機能に障害がある者」という意味です。健常者から見て、「害」という字は誤解を招き良くないと思いました。最近では「障がい者」と「がい」の字をひらがなにしていて、書かれているのをよく見かけます。それは、よく考えられたと思いましたが、「障がい者」という名称自体が、もっと皆に愛されそうな呼び方に変わったらいいなと思いました。

もし、私が障がい者だったら、コミュニケーションがとりづらいし、一般企業に就職しにくいし、一人で生活するのが難しいと思います。私だったら、耐えられそうにもないです。私は、どんな障がいを持っていても、健常者と仲良くしたり、助けあったりしながら、一般社会のことを得られるようになってほしいなと思いました。

自立支援法によって、今まで受けていたサービスが受けられなくなった障がい者がいたり、作業所などで働くのに一割負担で利用料がいります。働くのにお金を払うそうです。
私は、もっと国から障がい者に優しい国になったらいいなと思います。

もし、皆さんがそういう人を見かけたら、まず、声を掛けてください。そして、友達になってあげてください。私からのお願いです。

このページの先頭へ