
次代を担う小学生が協力し合ってチューリップの花を栽培することによって,やさしい思いやりの心を育み,また,この取組を通じて人権尊重思想に対する理解を深め,豊かな人権感覚を身に付けてもらうことを目的とするものです。
平成23年度は,大阪府内の学校のうち,84校に参加いただきました。
Jリーグ「ガンバ大阪」に御協力いただき,人権啓発活動大阪地域ネットワーク協議会(大阪法務局,吹田市,大阪第三人権擁護委員協議会)の活動の一環として,万博記念競技場で開催されたJ1リーグ「ガンバ大阪vs横浜F・マリノス」戦において人権啓発活動イベントを実施し,競技場に集まった多くのサポーターに人権擁護機関の取組をアピールしました。

当日は,朝からあいにくの梅雨空でした。昼頃から時折強い雨が降り出したにもかかわらず,多くのサポーターが応援に駆けつけました。
ガンバ大阪のGK太洋一(ふとりよういち)選手に啓発物品の配布に加わっていただくと,またたく間に大勢の子どもたちに囲まれてしまいました。
人権啓発ブースに人KENまもる君,人KENあゆみちゃんのウォークバルーンが登場すると,その周りに多くの人だかりができ,子どもたちが手をつないだり,写真撮影をするなど,大いに賑わいました。


試合前には,小学生による「人権サポーター宣言」を行いました。
「人権サポーター宣言」は,学校や社会でいじめをなくすために,思いやりの心を持つことを宣誓するものです。この日は,小学生の兄弟が仲良く,元気に宣誓してもらったところ,観客席から大きな拍手と歓声が揚がりました。
ハーフタイムには,小学生が横断幕を持って,ピッチを周回しました。
人KENまもる君,人KENあゆみちゃんも一緒に歩き,観客席に手を振ると,「まもる君!」,「あゆみちゃん!」と声をかけるサポーターの姿も多く見られ,多くの人に人権について考えてもらうきっかけになりました。

また,ガンバ大阪のホームページへ「人権啓発イベント」の実施,「子どもの人権110番」の周知,「東日本大震災に伴う風評被害の予防」に関する記事を掲載していただきました。
さらに,「子どもの人権110番」をPRするチラシをマッチデープログラムとともに全入場者へ配布したり,大型ビジョンを活用するなど,多角的なアプローチを行いました。
人権啓発活動大阪地域ネットワーク協議会(大阪市,大阪法務局,大阪第一人権擁護委員協議会)は,Jリーグ「セレッソ大阪」に御協力いただき,J1リーグ「セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島」戦において人権啓発活動イベントを実施しました。
以下に,当日のイベント内容を紹介します。

9月に入ったにもかかわらず,30℃を超える真夏のような気温の中,続々とサポーターがスタジアムへ応援に駆けつけました。
2か所に分かれて啓発物品の配布を実施し,子どもの人権110番のPRを行いました。
セレッソ大阪で今売り出し中の「清武弘嗣」選手に御協力いただいた啓発物品(子どもの人権110番周知カード,クリアファイル)は,子どもたちに大人気で,配布終了予定時刻を待たずして,なくなってしまいました。


スタジアムのビジョンでは,人権啓発デジタルコンテンツの「子ども(いじめ)編」と,セレッソ大阪「清武弘嗣」選手からの「いじめNO!」メッセージを放映し,スタジアムに来られたサポーターの視線を一点に集めました。
試合前には,セレッソ大阪育成組織である,U-12の選手による「人権サポーター宣言」を実施しました。
思いやりの心を持った「人権サポーター」になることを大きな声で宣誓してくれた小学生に,観客席からは大きな拍手が送られました。


前半終了後のハーフタイムには,「みんなで『人権サポーター』になろう」の横断幕を持った小学生が,ピッチを一周しました。
元気よく行進する子どもたちに,ホーム側のサポーターだけでなくアウェイ側のサポーターからも大きな拍手をいただき,また,手を振って声をかけられる姿も多く見られました。
そのほか,試合当日に配布されたマッチデープログラムに「子どもの人権110番」のお知らせを掲載するなど,多くの方に「子どもの人権110番」をPRすることができました。
大阪法務局,大阪府人権擁護委員連合会は,12月4日(日曜),大阪市鶴見区にある商業施設「イオンモール鶴見緑地」において,人権週間セレモニーを実施しました。
セレモニーでは,武庫川女子大学音楽学部教授の森池日佐子氏により,「オペラの中の女性達」というテーマで,オペラと女性の人権との関わりや,DV等女性の人権問題の解決に向けたお話をしていただきました。お話に続き,森池氏のナレーションとそれぞれが海外を含めた各種声楽のコンクールでも入賞されるなど御活躍中の4人の出演者により,オペラ「カルメン」のハイライト場面が上演されました。見ていただいた皆さんには,森池氏のお話にあった,「女性の人権」という側面からも鑑賞していただけたのではないかと思います。
日頃,オペラを鑑賞する機会のある方は少ないのではないかと思いますが,開場前から列ができ,50席以上あった座席もあっという間に埋まり,立ち見の方を含め会場には多くの人が集まりました。

次に会場では,オリックス・バファローズで大活躍されている西勇輝選手に対する一日人権擁護委員の委嘱状交付式を行いました。西選手は登板試合で投球1球につき1本のポリオワクチンを寄付する活動をしておられますが,インタビューでは,お互いを思いやる心の大切さについて話をしていただいたほか,東日本大震災で被災され大阪に避難されている方へのメッセージを送っていただきました。その後,街頭啓発へも参加していただき,多くの方へ人権の大切さを周知していただきました。

西選手やオリックス・バファローズのチアチーム「Bs Dreams」が登場する前から,会場は熱を帯び,選手たちが登場すると大歓声が起こりました。
また,各イベントやその合間に,人KENまもる君とあゆみちゃんが登場すると,「かわいい!」,「あゆみちゃんのこと知ってるよ!」など,多くの子どもたちから声をかけられたり,家族で一緒に写真を撮ったりと大好評でした。

今回のセレモニーは,商業施設の中でオペラを上演するという初めての取組でしたが,施設側の協力も得られ,家族連れの方が多かったこともあり,子どもから大人まで,幅広い層の方へ人権週間の意義についてアピールすることができたものと思います。
(C) 大阪人権啓発活動ネットワーク協議会