当協議会は、山形地方法務局鶴岡支局管内に所在する人権啓発活動にかかわる機関等が連携・協力関係を確立し、地域内における各種人権啓発活動を総合的かつ効果的に推進することを目的として、平成12年9月6日、鶴岡市ほか7市町村・鶴岡人権擁護委員協議会・山形地方法務局鶴岡支局を構成員として設置されました。
| 自治体 | 事業名 | 事業内容 |
|---|---|---|
| 鶴岡市 | 人権の花運動 | 小学校20校 (朝暘第一、朝暘第三、朝暘第五、斎、京田、田川、三瀬、由良、 湯野浜、西郷、上郷、藤島、長沼、羽黒第一、羽黒第三、櫛引東、 櫛引南、朝日、温海、鼠ヶ関) 中学校5校 (鶴岡第一、鶴岡第二、鶴岡第三、鶴岡第五、櫛引) |
| 三川町 | 人権啓発フォーラム& う〜みトークコンサート | 日時:平成24年11月8日(木曜)13時30分〜15時30分 於:三川中学校 内容(1):人権作文発表・感想発表ほか 内容(2):トーク&癒しのハーモニー 「あなたに会えてよかった」 講師:シンガーソングライター う〜み氏 |
| 人権の花運動 | 小学校3校(全校/横山、東郷、押切) 中学校1校(全校/三川) |
平成24年11月30日(金曜)、特別養護老人ホーム「温寿荘」のデイサービス利用者を対象に特設人権相談所を開設し、合わせて人権啓発アトラクションが開催されました。
アトラクションでは、五十嵐英司委員が手作りの紙芝居を使用して人権擁護に関するお話しをしたほか、踊りや歌唱も披露しました。
また、委員組織体で用意した「貼るカイロ」を啓発物品として配付しました。
平成24年11月8日、東田川郡三川町が主催するミニフェスティバルが開催されました。
三川町の中学生生徒202人と全3小学校の6年生児童74人、一般約80人の計約350人が参加したこのイベントは、平成24年11月23日に竣工式を予定していた三川中学校体育館を会場とし、そのプレイベントとしても相応しいものでした。
冒頭、阿部誠町長から、「新校舎が完成したばかりの三川中学校を会場に、一人ひとりがそれぞれの大切な人権を考える意義深い機会を得て、関係者に感謝したい。特に人権擁護委員が地域で献身的に活動し、このフォーラムも人権擁護委員の活動の象徴である。私たちは、自分の権利と同時に、自分の義務も考えられる力をつけ、自分の義務と社会のかかわりに気付き、人を思いやる大切さについて考えを深めていこうではないか。」と主催者挨拶がなされ、町長はイベントの最後まで臨席されました。
◆第1部「第12回人権啓発フォーラム」は、第32回全国中学生人権作文コンテスト応募作品の中から、地区優秀作品の中学生の本人による発表を聞いて感動を共有し、感想も伝えながら、さらなる心の深まりを願っての開催です。
◆第2部「う〜みトークコンサート」はシンガーソングライターのう〜み氏をお迎えし、「〜あなたに会えてよかった〜」と題するお話しを伺いました。
う〜みは、三人兄弟の真ん中で両親に嫌われていると思い込んで育った。極度の「絶対音感」の才能で、一度聞いた曲をピアノですぐに弾けた子ども時代。人気者になり、そのあと、「うーみがこわい。きもい。」と、みんなに避けられ、人と違うことは悪いことだと深刻な体験をする。これを機に音楽を封印し、バスケに熱中する。 ところが19歳の誕生日の前日に、練習中の事故で脊椎損傷全身に障害を持つ。親の大反対を押し切って、函館から大阪の私立大学に来たのに、「だからいったでしょ。」と言うだろう母が、「できることなら、代わってあげたい。」と看病してくれた。そして今、母はしゃべれない、動けないの「難病宣告」。いっぱい後悔することがあるけれど「今のことを精一杯することで、後悔を減らすことができる。」と考える。
「死にたい」「何にもできない」から、友達が音楽部に連れ出してくれたのをきっかけに、血みどろの楽器との時間を過ごし、1999年から恩返しのコンサートを展開しているという「うーみ」。
歯切れのいい関西弁で深刻な体験が語られると、児童生徒の姿勢が伸び、目が輝く。「やっても、やってもできなかったら、それでいい。」「できることをのばしていく。」「できることを探して、負けず嫌いで、がんばる。」「うーみ」のことばは、子どもたちの胸に染み渡る。そして、コンサート。最後に小学生と中学生がピアノを弾くう〜みを囲んで「翼をください」の合唱で幕となりました。
鶴岡人権擁護委員協議会では、年に3回の学習会(学修事業部企画)を実施しています。
平成24年11月6日(火曜)、鶴岡合同庁舎3階共用会議室で行われた第2回学習会は、避難者生活支援相談員の志賀恭子氏をお招きし、「東日本大震災の被害者の現状を知り、今後の支援について考える」をテーマに講演していただきました。
講演内容については、参加した委員のレポート【PDF】をご覧ください。



山形県オレンジリボンキャンペーンの1事業として、平成24年11月3日(土曜)イオンモール三川店において、PRキャラバンが実施されました。
オレンジリボン運動は、「子ども虐待防止」の象徴として「オレンジリボン」を広める市民運動で、児童虐待の現状を広く知らせて、これを防止し、虐待をうけた子どもが幸福になれるようにとの願いが込められています。
山形県子ども家庭課職員と鶴岡協議会所属人権擁護委員は、10時30分から15時までの間オレンジリボンをPRし、来場者の皆さんに制作していただいた約300個のオレンジリボンが、特設会場に設置されたツリーにつけられました。




今年度の「人権の花」運動は、平成24年5月17日から6月27日までの間、管内小中学校29校(鶴岡市51校のうち25校/三川町4校全て)において行われました。
各校における人権擁護委員の対応は、担当委員が人権キャラクターのマスコットや手作り紙芝居を活用するなど様々な工夫を凝らして、児童生徒に人権尊重・命の大切さ等をお話ししました。
中学校での取り組みでは、土が入って重くなったプランターを男子生徒が持ち上げ、女子生徒が記念のシールを張り付けるなど自主的な役割分担も見られました。 また、鶴岡市立京田小学校からは、運動実施後に、担当委員へのお礼として、お手製の記念写真入りカレンダーも届けられています。


押切小学校

横山小学校

鼠ヶ関小学校


櫛引南小学校


京田小学校

三川中学校

鶴岡第五中学校

鶴岡第二中学校
例年より桜の開花が遅れ、少しずつ蕾が花に変わり始めた平成24年4月20日(金曜)、鶴岡市立朝暘第四小学校において授業参観が行われ、6学年では、全3クラス合同による人権教室が次のとおり展開されました。





写真
菅原源志委員




聞き手 帯刀春男委員・鈴木早苗委員
父兄の感想にもあるとおり、当日、DVDの不具合で映像が途切れるなどのアクシデントがありました。
また、学年全体での授業のため、児童一人ひとりの理解度を測りながらの授業には限界があることも承知していました。
そこで、DVD教材はそのまま学校に貸与し、今回の授業参観での人権教室を契機として、各学級ごとに、更なる人権学習を行うよう担任の先生方にお願いしました。
6年1組では、一週間後の4月26日に、再びDVD教材を鑑賞したうえで、担任教諭による人権教室が行われています。
同組の5月1日付け学級だより「つむぐものがたり」は、人権教室特集号です。
その内容を紹介します。
「みんな なかま 〜人権ってなぁに?〜」
今までのことを涙を流しながら語る子どもに目頭が熱くなり、授業中にまた泣いてしまいました。
4月26日(木曜)に授業参観の時に学習した「人権」について、もう一度学級で学習しました。
授業参観では、学年全体や親子で「人権」について知り、その考えを共有しました。次の段階としては、共有したことについて一人ひとりの内面を掘り下げて考え、実感を伴う学習にしようと思いました。一人ひとりが今までのことを振り返り、今後のことを考えていくことがねらいです。それには、小集団(各学級)での学習が必要だと思いました。
そこで、学級での学習では、DVDを観てから一人ひとりに感想を書いてもらい、一人ひとりに感想を発表してもらってみんなで聴き合いました。しっとりと、自分の想いを語り、仲間の想いを聴き合う一時間にしました。
ほとんどの子が、「こういうこともいじめだったんだ。」「自分もいじめをしていたかもしれない。」「差別も人権侵害なんだ。」「知らなかった、気をつけよう。」「いじめられる人がいたら勇気をもって注意したい。」という感想を語ってくれました。
その中で、A子さんが「実は、低学年の時にいじめを受けたことがあって、苦しかった。でも、その時に友達がいたから乗り越えられた。」と、過去の苦しかったことを涙ながらに語り始めました。B子さんも「1年生の時に、○○というあだなで呼ばれ、すごく嫌だった。でも、友達から励まされて、今でも呼ばれるのですが、今は大丈夫です。」と、泣きながら話してくれました。本当は、○○と言われるのは今も嫌なんだと思います。
その他に、C君が「女子からこっちを見てこそこそ話されて、嫌な感じがする。」と話し、みんな少なからず嫌な思いをしていることを語り始めました。
びっくりしました。普段は平気な(平気に見せていた)顔でいるので、私自身、気が付きませんでした。もっと分かってあげなければいけなかったと反省しました。すみませんでした。
この人権の学習がきっかけで、素直にみんなの前で話ができて、この学習をして「よかった」と思いました。また、持ち上がりの学級で、中学校へ進学する後一年というこの時期もいい機会でした。
そして、何よりもこのようにみんなの前で自分の内面を語り、その想いを、心を傾けて受け入れてくれるこのクラスは、いいクラスだなあ、いい仲間だなあと改めて思いました。ありがとう。
最後に私から「他にも嫌な思いをしたことない?話していいんだよ。まず誰かに話そう。」と投げかけると、何人かが実は嫌だったんだという話を語り、授業が終わってからも2人の女子が「実は・・・」と嫌だったことや困っていたことを伝えに来てくれました。また、家庭学習ノートにも書いてくれた子もいました。
よく話してくれました。まず、一人で抱え込まず、このくらい大丈夫と思わず、友達や先生、お家の方に話すことを勧めました。
今回の学習で私自身、子ども達と一緒に学んだことは…
(1)「人権」について正しく知ること
まず、「人権」について正しく知ること。親しみを込めて言ったことも、相手が嫌な気分になっていればそれは人権侵害。また、自分の思い込みで決め付けること=「差別」も人権侵害。
いじめたくていじめていたわけではなく、気づかないうちにしてしまうことが誰でもある。それに早く気づいて、止めて謝り、それぞれの人権を尊重することを心がけましょう。
(2)嫌な思いをしたら誰かに話すこと
いじめている人は、それをいじめとは考えていない時があり、また、いじめられている人も、いじめられていることに気づいていない時もあるようです。だから、気になったら、なんか嫌な想いが残ったら、信頼できる人に話してみよう。
また、深刻な時は一人で抱え込まない。必ずだれか身近にいる人に話すこと。話すことで楽になるし、必ず解決方法が見つかります。
(3)勇気を出して言ってみよう!そして解決方法を一緒に考えよう
自分から「嫌な気分になるから止めて。」「傷付くなあ。」と勇気を出して言ってみよう。また、周りの人たちが、これは人権侵害であると思ったら「止めたほうがいいよ。」「相手の気持ちを考えよう。」と勇気を出して言ってあげよう。
また自分で言えない時は、お家の人や先生、友達に相談してみよう。解決できないいじめはありません。人は話し合えば分かり合えると、私は信じています。
〈子ども達の感想から〉
・ぼくは、人権について色々知りました。ぼくは、いじめや差別をあまりしていないと思ったのですが、よく考えてみたらいじめや差別をしていたかもしれません。今度からは、気をつけたいです。とてもいい勉強になりました。(男子)
・人権っていろんな意味があってすごく深いなあと思いました。確かに自分はいじめなどしていないと思っていたけど、実はしているのかな?いじめや差別をしないように意識して生活していきたいと思いました。している人を見かけたら注意してあげたいです(女子)
・人権というのは結構大事なことなんだなあと思いました。自分が何気なく言ったことが相手にとってはいやということもあるということを忘れずに、これからの生活を気をつけていきたい。そして、友達をこれまで以上に大切にしていきたい。(男子)
・私達はたくさんの人から愛されているなんて考えもしなかったけど、自分も他人も小さい頃からずっと愛されてきているんだなあと思った。いじめで、あだ名が嫌な子がいて、私も悪いあだ名を付けられた時はすごく嫌だった。だからみんなも嫌な思いにならないようにしたい。差別では、私もたまに見た目で嫌いな子がいたりするから、見た目で判断しないように気をつけ、仲良しになりたい。(女子)
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