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交野女子学院

作品

「私と物」

短くなったえんぴつを見て
ふと思った
このえんぴつは人間でいうと何歳だろう?
もうおじいちゃんなのかな?
いや,おばあちゃんかもしれない
そう考えていると
小さくなって使いにくくなったケシゴムも
インクがでにくくなったペンも
色んな物が急に愛おしくなった

作品講評

 えんぴつと消しゴムを見て、素朴につぶやいたところがいいと思いました。何でもないつぶやきですが、妙に心がひかれる作品です。詩はいいものですね。


   (講評 野村 日出夫 先生)

施設外観


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