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報道発表資料

平成22年3月29日
矯正局

(財)日本盲導犬協会による法務大臣及び法務副大臣訪問について

 

 

 PFI手法を活用し,官民協働により運営される刑務所の「島根あさひ社会復帰促進センター」では,受刑者の社会貢献活動として,盲導犬候補の子犬(パピー)を1歳になるまで飼育する「盲導犬パピー育成プログラム」を実施しており,本年1月,第1期のプログラムを修了し,3頭の子犬を無事,(財)日本盲導犬協会に引き渡すことができました(現在,訓練犬として訓練中)。

 そこで,(財)日本盲導犬協会の井上理事長が法務大臣を訪問し,3頭の訓練犬の状況について説明するとともに,第2期のプログラムについても,引き続き法務省への協力要請がなされました。

 

 

1.盲導犬パピー育成プログラムとは

 

<生後2箇月の子犬を12箇月まで受刑者が養育し,基本的な社会化訓練を実施>

○ 盲導犬の候補犬となる子犬(パピー)を,生後60日から1歳になるまでの約10箇月間育てるものです。

○ 犬の生後60日から1歳までの間は,人間でいえば3〜4歳児から18歳までの期間に相当し,盲導犬として活躍できるか否かを分ける重要な時期でもあります。

○ 実施体制としては,子犬1頭に対し,主担当及び副担当(4〜5名)を置き,これらの受刑者が協力して飼育を実施するものです。

○ プログラムに参加する受刑者は24時間子犬と生活を共にし,トイレトレーニングや人間社会のルール・しつけを身に付けさせるとともに,えさやり,運動等の飼育を実施します。

○ 毎週月曜日に主担当及び副担当を対象とした研修を実施し,子犬の社会化訓練の進捗状況について確認するとともに,今後の飼育方針等について指導を実施します。

 

<受刑者と地域のボランティアが共に飼育>

○ 刑事施設内で飼育するだけでは,基本的な社会化訓練が十分でないことから,月曜日から金曜日までは,刑事施設内で受刑者が飼育し,週末は地域のボランティアの方に飼育していただいています。

 

<(財)日本盲導犬協会の協力を得て実施>

○ 本プログラムは,日本盲導犬協会の全面的なバックアップを受けて実施しています。

○ これらの支援を実施するため,島根あさひ社会復帰促進センター敷地内に設けられた盲導犬訓練センターに本プログラムを担当する職員が常駐しています。

 

2.第1期プログラムの実施状況

 

○ 平成21年4月13日に,プログラムを開始しました(パピー3頭(ナッシュ,ナーブ,オーラ),訓練生11名で実施しました。)

○ 平成22年1月18日に,プログラム修了式を実施しました(パピー3頭を日本盲導犬訓練センターに引き渡しました。)

○ パピー3頭は,2月8日から盲導犬になるための訓練を受けており,早ければ本年8月に盲導犬としての訓練を修了する予定です。

 

3.第2期プログラムの実施予定

 

○ 平成22年4月12日(月)に,プログラムを開始する予定です(パピー5頭,訓練生30
 名で実施しました。)。

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