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アカ・ムル・ムジャヒディン(AMM)
Aqa Mul Mujahidin

主な活動地域

ミャンマー(ラカイン州)

組織の概要

「アカ・ムル・ムジャヒディン」(AMM)は,ミャンマー北西部・ラカイン州(旧アラカン州)北部マウンドー県で活動する,ロヒンギャ族(ベンガル系イスラム教徒)から成る武装組織である。

2012年に同州で発生した仏教徒とロヒンギャ族の衝突事件後に,ミャンマー国内におけるロヒンギャ族の市民権確保を目的に設立され,勢力は約400人とされる。指導機関は,サウジアラビア・メッカを拠点とするロヒンギャ族の委員会である。また,サウジアラビアで教育を受けたロヒンギャ族ムフティのジアブル・ラフマンから宗教的正当性を得ているとされる。なお,AMMはミャンマー政府側の呼称であり,自らは「ハラカト・アル・ヤキーン」やその英訳である「The Faith Movement」(信仰運動)と名のる。

2016年10月,マウンドー県の国境警備警察本部など3か所を襲撃し,警察官9人を殺害,多数の武器弾薬を奪った。首謀者はマウンドー県出身のハヴィストゥーハル(ハーフィズ・トヘル,アタ・ウッラー)とされる。

ハヴィストゥーハルは活動資金をバングラデシュ滞在中に中東の過激組織などから受領したとされるほか,「パキスタン・タリバン運動」(TTP)から訓練を受けたことがあるとされる。また,「ラシュカレ・タイバ」(LeT)関係者とされるパキスタン人カリスなる者が前述の襲撃に先立ちAMMメンバーに軍事訓練を施していたともされている。

ミャンマー政府は,AMMが宗教的過激主義を利用してリクルート活動を行っていると指摘している。

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