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カチン独立機構(KIO)
Kachin Independence Organization

主な活動地域

ミャンマー(カチン州)

組織の概要

「カチン独立機構」(KIO)は,1961年,カチン族の知識人や第二次世界大戦経験者らが設立したカチン族の自治権拡充を目指す武装組織である。1970年代にかけて,「ビルマ共産党」(BCP)及び他の少数民族武装勢力と共闘した。1990年代,複数の少数民族武装勢力がミャンマー政府と停戦協定を締結し始めた後,KIOの軍事部門である「カチン独立軍」(KIA)は停戦をめぐり内部分裂したが,1993年に政府との停戦協定に合意し,1994年,停戦した。しかし,各少数民族武装勢力に対する軍政側の国境警備部隊(BGF)編入要求及びKIO支配地域における治安権をめぐり軍政側との緊張が高まっていたところ,2011年6月にKIO支配地域内で国軍との衝突が続発したのを契機に,KIAは「内戦状態」を宣言し,以降,橋などのインフラを爆破するなどした。

民政移管(2011年)後の2013年5月,政府と暫定的な停戦に合意したが,政府側が全土停戦協定の対象を15組織としたのに対し,少数民族側は全ての武装組織を含めなければ署名はしないと反発し,KIOを含む7組織が2015年10月に行われた停戦合意文書への署名を拒否した。

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