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カレン民族同盟(KNU)
Karen National Union

主な活動地域

ミャンマー(カイン州)

組織の概要

「カレン民族同盟」(KNU)は,カレン族の自治権拡充を目指す武装組織である。1947年,バ・ウー・ジーらのカレン族指導者らが独立国家樹立を目的に設立し,1949年から武力による反政府運動を開始した。1968年,「カレン民族解放軍」(KNLA)がKNUの軍事部門として設立された。1976年以降は,ミャンマー軍政に対し,自治権やカレン族の権利尊重などを要求し,国軍部隊を襲撃するなどしてきた。

ミャンマー国軍の掃討作戦によって,1970年代までに組織の弱体化が進んだが,ボー・ミャ議長兼KNLA最高司令官の主導で活動を活発化させるとともに,ミャンマー国内における反政府運動において主導的な役割を果たした。現在は,タムラ・ボー議長らが組織を主導している。

民政移管(2011年)後の2012年1月,少数民族武装勢力との和平を進める政府と停戦協定に合意した。2013年11月以降,政府と少数民族側との間で,全土停戦協定に関する公式協議が重ねられ,2015年10月,KNUを含む8組織が同協定に署名した。

なお,KNUは,2013年10月,ヤンゴンの高級ホテルで起きた爆発事件(米国人1人が負傷)に関与した容疑で逮捕された男がKNUの元メンバーであることを認めつつも,組織としての関与は否定した。

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