フロントページ > 国際テロリズム要覧 (Web版) > 国際テロ組織 > ラジャ・ソレイマン・イスラム運動(RSIM又はRSM)

ラジャ・ソレイマン・イスラム運動(RSIM又はRSM)
Rajah Solaiman Islam Movement

国連制裁対象 (2008年6月4日)

主な活動地域

フィリピン(ルソン島)

組織の概要

「ラジャ・ソレイマン・イスラム運動」(RSIM)は,フィリピン全土のイスラム化を目的に,イスラム改宗者アフメド・サントスらが設立した武装組織である。設立当初,組織名を単に「ハラカ」(運動)と呼称していたが,後に,16世紀末にマニラを統治し,スペインからの攻撃に抵抗したラジャ(ラハ)・ソレイマンの名にちなみ,RSIMを自称したとされる。

RSIMは,「アブ・サヤフ・グループ」(ASG)や「ジェマー・イスラミア」(JI)から資金や訓練などの面で支援を受ける代わりに,両組織にテロ要員を提供していたとされる。訓練キャンプは,当初,パンガシナン州に設置されていたが,2002年頃に摘発され,南ラナオ州とマギンダナオ州の境界付近(カララオ山)に逃れ,JIメンバーから訓練を受けていたとされる。2004年から2005年にかけてASGがマニラ首都圏で実行した大規模テロには,RSIMメンバーも関与したとされる。

最高指導者サントス(2005年拘束)は,ASGの第2代指導者カダフィ・ジャンジャラニ(2006年死亡)及び元幹部アブ・ソレイマン(2006年死亡)と義理の兄弟であるとされる。

2005年以降の摘発で中心メンバーの大部分が拘束されたが,2016年2月,RSIMの残党が組織再建を目指してリクルートを活発させていることが表面化したほか,同年4月には,ISILに忠誠を誓うASG幹部イスニロン・ハピロンがRSIMの残党と関係構築を図っている旨が指摘された。また,同月には,ラグナ州で,アキノ大統領(当時)の姉クリス・アキノ氏らの誘拐及びマニラ首都圏での爆弾テロを計画した疑いでRSIMメンバーとされる男が逮捕された。

このページの先頭へ

ADOBE READER

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。