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パッタニ統一解放機構連合(United PULO)
PULO Bersatu

主な活動地域

タイ(南部など)

組織の概要

「パッタニ統一解放機構連合」(PULO連合)は,タイ南部におけるイスラム独立国家の建設を目指す武装組織である。「パッタニ統一解放機構」(PULO)指導者ビラ・コタニラ,「新パッタニ統一解放機構」(新PULO)指導者カマエ・ユソフらを始めとするタイ国外在住の幹部らが,2005年,シリアで開催した会合で両PULOの再統合を決定し,PULO連合を結成した。

PULO設立以来の独立国家建設の目標は維持しているものの,現在は「イスラム共同体の統合とパッタニの権利獲得」を重視し,交渉による政治的解決も否定していない。

タイ政府による「南部問題は貧困,利害対立に起因する国内問題」との主張を批判し,第三国の仲介などによる「タイ南部問題の国際化」を目指し,同組織ウェブサイトやメディアとのインタビューを通じた宣伝活動を行っている。

2010年7月には,マコタ第1副議長が,PULO連合と「パッタニ・マレー民族革命戦線コーディネート派」(BRN-C)の連合体「パッタニ・マレー解放運動」(PMLM)名で,1か月の停戦を一方的に宣言した。タイ・ネーション紙に送付した停戦宣言文書において,マコタは,「停戦の目的は,タイ南部における我々の影響力を証明するため」と主張したが,同組織が,実際に軍事的能力を有しているかは不明である。

2011年11月,PULO連合のウェブサイト上に,マコタが新代表に選出されたとの声明が掲載された。なお,PULO幹部の中には再統合を容認していない者も存在し,PULO最高指導者であると自ら主張している者もいる。

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