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イスラム軍(AOI)
Army of Islam

米国FTO (2011年5月19日)

主な活動地域

パレスチナ自治区(ガザ地区)

組織の概要

「イスラム軍」(AOI)は,2005年末,ガザ地区で活動する「人民抵抗委員会」(PRC)の軍事部門「サラハディン旅団」を率いていたドゥグムシュ族が,「PRCはイスラムに忠実でない」との不満から組織を離脱し,パレスチナ解放及びイスラム国家樹立を目指して設立したとされる。最高指導者はムムタズ・ドゥグムシュ(別名アブ・ムハンマド)で,ガザ地区内での犯罪活動から資金を獲得しているとされる。ドゥグムシュは,インタビューで,「アルカイダ」最高指導者オサマ・ビン・ラディン(当時)を尊敬していると述べているが,「アルカイダ」との連携については否定した。ただし,2011年5月にビンラディンが死亡した際には,哀悼の意を表している。

2006年6月,「ハマス」などと連携してイスラエル兵士を拉致したほか,2007年3月にガザ地区で発生した英国BBC記者の拉致事件への関与も自認した。同事件では,英国が「アルカイダ」の関係者とみて拘束中のパレスチナ系ヨルダン人アブ・カタダの釈放を要求したが,同年7月,仲介に乗り出した「ハマス」との交渉に応じ,ガザで同記者を解放した。

また,2011年1月にエジプト・アレキサンドリアで発生したコプト教教会に対する爆弾テロ事件(25人死亡,約100人負傷)への関与も強く疑われている。

なお,2015年9月には,ISILへの忠誠を誓う声明を発表したとの指摘もある。

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