フロントページ > 国際テロリズム要覧 (Web版) > 国際テロ組織 > アスバト・アル・アンサール

アスバト・アル・アンサール
Asbat al-Ansar, The league of Partisans

国連制裁対象 (2001年10月6日)

米国FTO (2002年3月27日)

主な活動地域

レバノン(南部),イラク

組織の概要

「アスバト・アル・アンサール」は,1990年初頭に設立された,レバノンでのイスラム国家樹立を目指すスンニ派過激組織である。主にレバノン南部・サイダ市近郊に所在するパレスチナ難民キャンプ「アイン・エル・ヘルウェ」に拠点を置いているとされる。勢力については,約2,000人規模とされるほか,約300人とも言われる。

創設者は,「アイン・エル・ヘルウェ」在住のパレスチナ人ヒシャム・シュレイディであるとされる。1991年に同人が死亡した後は,パレスチナ人アフメド・アブド・アル・カリーム・アル・サアディが最高指導者に就任したが,同人が1999年に身を隠して以降,同人の兄弟のハイサム・アブドゥルカリーム・アル・サアディが表向きの代表者として組織を率いており,国際的なスンニ派過激主義者のネットワークから資金提供を受けているとされる。

2000年1月にベイルートの在レバノン・ロシア大使館をロケット弾で攻撃したほか,2010年2月,「アイン・エル・ヘルウェ」で,「パレスチナ解放機構」(PLO)主流派の「ファタハ」と武力衝突を起こした。「アイン・エル・ヘルウェ」における「セーフ・ヘイブン」を失うとの懸念から,レバノン国内におけるテロ活動に消極的になってきたとされ,2005年には,イラクの多国籍軍と戦うため,複数のメンバーがイラク入りしたとされる。

このページの先頭へ

ADOBE READER

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。