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革命人民解放党・戦線(DHKP/C)
Revolutionary People's Liberation Party/Front

米国FTO (1997年10月8日)

主な活動地域

トルコ,欧州

組織の概要

「革命人民解放党・戦線」(DHKP/C)は,1978年に反米,反トルコ,反北大西洋条約機構(NATO)を掲げて設立された「デブ・ソル」を前身とするマルクス・レーニン主義系過激組織である。内部抗争を経て,1994年に現名称に変更した。活動目標はトルコ国内での社会主義国家の樹立であり,主な攻撃対象は治安部隊を含むトルコ政府関係機関及び米国権益である。トルコ国内に数十人のメンバーが存在するほか,欧州に支援ネットワークを有し,主な資金源は同ネットワークからの寄附であるとされる。

2001年9月にイスタンブールにおける自爆テロ(オーストラリア人観光客ら4人死亡),2004年6月にイスタンブール大学でのバスに対する爆弾テロ(市民ら4人死亡),2013年2月にアンカラの米国大使館前での自爆テロ(1人死亡)などを引き起こしたとみられている。

2008年8月,DHKP/C指導者のダーサン・カラタスがオランダで死亡したことから,イデオロギー面で大きな打撃を受けた。同人の死亡後,組織の立て直しを図り,トルコ及び欧州のトルコ人コミュニティでの影響力拡大に向けた取組みでは,「クルド労働者党」(PKK)と競合してきたとされる。

2011年10月,DHKP/Cメンバーとみられる者1人が,ギリシャ・テッサロニキにおいて,手りゅう弾を誤爆させて死亡した事件では,同人のアパートから大量の武器が発見され,DHKP/Cメンバーが同アパートを共同で利用していたことが判明した。

また,2015年3月,DHKP/Cメンバーとされる2人が,イスタンブールの裁判所を襲撃(検察官1人死亡)するなどしたほか,2016年3月には,イスタンブールでの治安当局襲撃事件(警察官2人負傷)につき,犯行を自認した。

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