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イスラム集団(GI)
Gamaa Islamiyya

米国FTO (1997年10月8日)

主な活動地域

エジプト(南部,カイロ,アレキサンドリア),イエメンなど

組織の概要

「イスラム集団」(GI)は,学生運動を起源とし,「ムスリム同胞団」の流れをくむイスラム主義過激組織で,武装闘争路線によるイスラム国家樹立を目指す。精神的指導者は,1993年のニューヨーク世界貿易センタービル爆破事件に関与したとして,米国で終身刑を受け服役中のオマル・アブドルラハマン(2017年2月死亡)である。

1981年,エジプト・アシュートで武装反乱を起こし,同年10月の「ジハード団」によるサダト大統領暗殺や1995年6月のムバラク大統領暗殺未遂事件などに関与したとされる。1997年11月,ルクソールのハトシェプスト女王葬祭殿で外国人観光客に対する銃乱射事件(邦人10人を含む62人死亡)を引き起こした後,1999年3月,テロ活動停止を表明した。2003年8月には,獄中幹部による武装闘争放棄の呼び掛けに反対する集会がカイロで開かれ,メンバー37人が逮捕された。

2011年2月のムバラク政権崩壊後,建設発展党を結成し,同年末から2012年初頭にかけて実施された人民議会選挙において13議席を獲得した。また,ムルスィー大統領(当時)は,2013年6月,GIの元メンバーとされる人物をルクソール県知事に任命した(直後に辞職)。一方,GI内の強硬派グループは,エジプト国外に潜伏し,現在もなお,武装闘争を標ぼうしているとされる。

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