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イラク・イスラム軍(IAI)
Jaysh al-Islami al-Iraqi,Islamic Army of Iraq

主な活動地域

イラク(中部,南部)

組織の概要

「イラク・イスラム軍」(IAI)は,旧「イラク・バアス党」勢力メンバーなどで構成されるスンニ派武装組織とされる。設立者はシェイク・アフマド・アル・ダバシで,イラク治安部隊,シーア派民兵などを主な攻撃対象に掲げている。 

2007年5月,他のスンニ派武装勢力とともに「ジハードと改革戦線」を設立したほか,同年10月には,スンニ派武装勢力6派による「イラク抵抗運動のための政治評議会」を設立し,統一された抵抗組織として駐留外国軍と戦う旨発表した。また,「アンサール・アル・イスラム」(AI)との連携も指摘されている。

IAIは,一般市民を巻き込む無差別テロを実行する「イラク・イスラム国」(ISI,現「イラク・レバントのイスラム国」〈ISIL〉)に反発していたとされ,2007年4月付け声明で,「アルカイダ」指導者オサマ・ビン・ラディン(当時)に対してISIの活動を正すよう訴えるなどしたほか,IAIのメンバーの多くがイラクの親政府系スンニ派民兵組織「覚醒評議会」に加わり,ISIとの戦闘に参加したとされる。

しかし,ISILなどが2014年1月にイラクで攻勢を開始してからは,IAIも,主にスンニ派の権利擁護などを掲げて同攻勢に参加し,治安部隊などに対する攻撃を実行したとされる。

なお,2006年1月,IAIは,サマワで我が国陸上自衛隊の車両を攻撃し,4人を殺害したとする声明を発出したものの,同地の陸上自衛隊は同声明を否定した。

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