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ジャイシュ・アル・ファテフ
Jaysh al Fateh, Army of Conquest

主な活動地域

シリア(北部,北西部,中部など)

組織の概要

「ジャイシュ・アル・ファテフ」は,北西部・イドリブ県都イドリブの制圧を目的として,2015年3月に結成されたスンニ派武装組織の連合体であり,結成には,「アルカイダ」の著名なイデオローグとされるアブダッラ・ムハンマド・ビン・スレイマン・アル・ムハイシニが重要な役割を果たしたとされる。結成時は,「ヌスラ戦線」,「アハラール・アル・シャーム・イスラム運動」,「ジュンド・アル・アクサ」など7組織が加盟していたが,その後,脱退する組織や新たに加盟する組織があったとされる。勢力は約1万2,000人から1万5,000人とされる。

「ジャイシュ・アル・ファテフ」は,同年3月,政府側の支配下にあったイドリブを占拠して以降,イドリブ県や北部・アレッポ県,中部・ハマ県などにおいて,「トルキスタン・イスラム党」(TIP)など他のイスラム過激組織などと連携しながら,政府軍や「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)などと戦闘を交えているとされる。

なお,2016年1月には,「ヌスラ戦線」を中心に,加盟組織の「完全な統合」に向けた協議が行われたとされるものの,「アハラール・アル・シャーム・イスラム運動」は,同「戦線」が「アルカイダ」と関係を有していることを理由に反対したとされる。

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