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リビア・イスラム戦闘集団(LIFG)
Libyan Islamic Fighting Group

国連制裁対象(2001年10月6日)

主な活動地域

中東,欧州

組織の概要

「リビア・イスラム戦闘集団」(LIFG)は,1990年代初頭から活動を開始し,1995年,アフガニスタンでソ連に対する「ジハード」に参加したリビア人元戦闘員及びリビアでカダフィ政権打倒を図った者らによって設立されたイスラム過激組織である。同組織は,2003年にモロッコ・カサブランカ市内の数か所で発生した同時自爆テロ事件の計画に加わっていたとされるほか,2004年にスペイン・マドリード市で発生した列車同時爆弾テロ事件にも関与したとされる。

同組織のメンバーや支持者は数百人に上り,その大半が中東及び欧州にいるとされている。1990年代後半以降,同組織のメンバー多数が英国などの国外に逃れたものの,リビア東部に残留した者らについては,イラクへの戦闘員送り込みなどに関与してきたとされている。2007年11月,「アルカイダ」のナンバー2(現指導者)アイマン・アル・ザワヒリとされる者は,LIFGの「指導的グループ」が「アルカイダ」に合流したとする声明を発出した。また,同声明に登場したLIFG幹部アブ・ライス・アル・リビ(アフガニスタンにおける「アルカイダ」幹部兼訓練担当者〈当時〉)も,「我々は『アルカイダ』に合流した」と主張した。同人は2008年1月に死亡したが,その後も,LIFG幹部アブ・ヤヒヤ・アル・リビ(2012年6月死亡)が,「アルカイダ」幹部として,繰り返し声明を発出した。

他方,2009年7月には,LIFG指導部が過激派のウェブサイト上に発出した声明で,同指導部の過半数が「アルカイダ」への合流に合意していないなどと主張した上で,同合流を否定したとされる。また,リビアで収監中のLIFGメンバーらは,カダフィ政権との和解に際して暴力を放棄したとされ,2010年には,同組織元司令官アブデルハキム・ベルハジらが釈放された。

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