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ペジャーク(PJAK)
Party for a Free Life in Kurdistan

主な活動地域

イラン(北西部),トルコ(東部),イラク(北部)

組織の概要

「ペジャーク」(PJAK)は,2003年に「クルド労働者党」(PKK)の支援を受け,イラン国内におけるクルド人の自治国家樹立を目的として設立された。正式名称は「クルディスタン自由生活党」で,最高指導者は書記長のハージー・アフマディである。宗教色は薄く,女性の権利向上や脱宗教的な政治体制の確立を主張している。当初はクルド人の権利向上を主張する大衆組織を志向したが,2005年頃からイラン軍・治安当局との武力対決姿勢を鮮明にした。

イラン北西部の国境地帯を活動範囲とし,主にイラン軍・治安当局に対する銃撃や爆弾テロ,政府要人の誘拐などを行った。

2011年7月から9月にかけ,「アラブの春」に伴う周辺地域の不安定化などを背景に,イラン当局に対するテロを続発させた。イラン当局は,同組織に対する掃討作戦を実施し,同年9月下旬には,PJAKをイラン国内から一掃した旨発表した。しかし,その後も,イラクやトルコとの国境地帯などでは,PJAKによるとみられる襲撃事案などが発生しており,2013年10月には,北西部の西アゼルバイジャン州で,PJAKとみられる武装集団が,イランの国境監視所を襲撃し,国境警備隊員1人が死亡した。

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