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ジュンダラ
Jondollah,Jundallah,Jundullah

米国FTO (2010年11月4日)

主な活動地域

イラン(南東部),パキスタン(西部),アフガニスタン(南西部)

組織の概要

「ジュンダラ」(注)は,イラン国内の「スンニ派の権利擁護」を掲げ,国内南東部に居住するバルーチ民族のリーギー部族を中心に2003年に設立されたとされるバルーチ人武装組織である。「タリバン」との関係が指摘されるほか,イランにおける麻薬や武器の密売が資金源とされる。

イラン治安当局によるメンバー拘束に対抗して,2005年6月に革命防衛隊隊員を誘拐し,その処刑映像テープをアラブ首長国連邦(UAE)の衛星放送「アル・アラビーヤ」に送付したことから,イラン軍・治安当局との戦闘が激化した。2006年3月にイランの州政府職員ら23人を機銃掃射で殺害したほか,2007年2月に革命防衛隊隊員11人を爆弾テロで殺害した。また,2009年10月には,シスタン・バルチスタン州において革命防衛隊幹部及び地元部族が参加する会合を標的とした自爆テロを実行し,革命防衛隊の陸軍司令官代理や同州司令官などの幹部を含む35人を殺害した。

イラン当局は,2010年2月,「ジュンダラ」最高指導者アブドルマーレク・リーギーを,アラブ首長国連邦(UAE)のドバイからキルギスへ向かう途中の飛行機内で拘束し,裁判を経て,同年6月に処刑した。一方,同組織は,同年7月,シスタン・バルチスタン州で開催された革命防衛隊関連の行事を狙い,最高指導者の処刑に対する報復とみられる自爆テロを実行した(革命防衛隊員を含む27人死亡,少なくとも300人負傷)ほか,同年12月,同州チャバハールのモスクで開催されたシーア派の宗教行事「アーシュラー」に関連した儀式を狙った自爆テロを実行した(少なくとも38人死亡,約50人負傷)。

米国国務長官は,同年11月,イラン国内で市民を対象にテロを行ったなどとして,「ジュンダラ」を「外国テロ組織」(FTO)に指定した。

2011年以降,同組織は大規模なテロを実行しておらず,その活動は停滞していったとされるが,一部メンバーは,パキスタン領内を拠点に活動を継続しているとされる。

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