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パラグアイ人民軍(EPP)
Ejército del Pueblo Paraguayo Paraguayan Peple's Army

主な活動地域

パラグアイ(コンセプシオン県,サン・ペドロ県)

組織の概要

「パラグアイ人民軍」(EPP)は,1992年に設立された武装集団を起源とし,2008年にEPPを名のるようになったマルクス・レーニン主義を信奉する武装組織である。2004年にラウル・クーバス元大統領の長女を誘拐し,2005年に殺害して以降,民間人や警察官の誘拐,殺害,襲撃など,活動を活発化させた。2012年9月,EPP司令官マヌエル・クリスタルド・ミエレスは,ビデオ声明において,EPPについて「パラグアイの貧者の武装フロントであり,また,私的所有権の消滅を目指すマルクス・レーニン主義のゲリラ組織である」と主張した。2013年8月には牧場を襲撃して警備員5人を殺害,2014年4月には襲撃したブラジル移民の牧場から少年1人を誘拐(同年12月に解放),2015年1月にはドイツ人夫妻を銃撃し殺害,2016年8月には陸軍と国家警察の合同特殊部隊の車両を襲撃し,兵士8人を殺害する事件などを起こしている。

また,2014年にアルビノ・ハラ及びアルフレッド・ハラの兄弟が中心となって,EPPから「武装農民集団」(Asociación Campesina Armada,ACA)という小規模な分派が派生している。ACAは,EPPと相互支援しながら襲撃事件などを起こしてきたが,2015年1月に軍及び警察の合同掃討作戦によって,当時の最高指導者であった兄のアルビノが,同年11月に後継指導者である弟のアルフレッドが死亡したほか,他の高位幹部も相次ぎ死亡し,ACAは現在,指導部不在の状態となっている。

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