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インド共産党毛沢東主義派(CPI-M)
Communist Party of India-Maoist

主な活動地域

インド(ビハール州,ジャルカンド州,チャッティスガル州,オリッサ州,西ベンガル州など)

組織の概要

「インド共産党毛沢東主義派」(CPI-M)は,2004年9月,「人民戦争グループ」(PWG)と「毛沢東主義・共産主義センター」(MCC)が統合して設立されたナクサライト(注)を代表する武装組織である。CPI-Mは,農民を組織してテロを行うことで,「抑圧的な政府」を打倒し,共産主義政権を樹立することを目指している。最高指導者は,組織統合時にPWGの最高指導者を務めていたムッパラ・ラクシュマン・ラオ(別名ガナパティ)とされる。 

CPI-Mは,インド東部を主な拠点に,治安当局関係者やインフラなどを標的としたテロを頻発させており,2013年5月には,中部・チャッティスガル州で,最大与党(当時)「コングレス党」の地方議員らの車列を襲撃するテロ(議員を含む少なくとも27人死亡,36人負傷)を実行したほか,2017年4月には,チャッティスガル州で,CPI-Mの構成員約300人が,同国治安部隊を襲撃(隊員25人死亡)した。

CPI-Mは,インド政府による掃討作戦や幹部の離脱などで,一定の打撃を受けているとされ,同組織の中央委員会は2012年7月,マロジュラ・コテシュワル・ラオ(別名キシェンジ)ら同組織中央幹部が治安当局に殺害されたことで組織が大きく弱体化したことを認めた上で,組織内に生じている亀裂を克服し,戦闘を強化することでこれに対抗するようメンバーに求める声明を発出した。

CPI-Mは,インド政府によってテロ組織に指定されている。

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