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勧善懲悪
The Promotion of Virtue and Prevention of Vice

主な活動地域

パキスタン(連邦直轄部族地域〈FATA〉カイバル地区)

組織の概要

「勧善懲悪」は,デオバンド派過激組織で,2003年,ハジ・ナムダルが,サウジアラビアから帰国して設立した「タリバン支持勢力の一つとみられている。ナムダルは,地域住民に音楽やテレビを禁じたり,礼拝を強要するなどしたほか,私設FMラジオ局を連邦直轄部族地域(FATA)カイバル地区に開設し,デオバンド派の過激な宗教指導者であったムフティ・ムニール・シャキル(後の「ラシュカレ・イスラム」〈LI〉設立者)に説教をさせた。「勧善懲悪」は,「アンサール・ウル・イスラム」(AI)及び「パキスタン・タリバン運動」(TTP)と教義や地域の支配権をめぐって激しく対立する一方,LIとは協力関係にあるとされ,LIとともに「ムカミ・テフリケ・タリバン」(MTT)に加わっているとの指摘もある。ナムダルは,2008年8月,TTPメンバーとされる者によって暗殺された。パキスタン政府は2008年6月,LI及びAIとともに「勧善懲悪」を非合法化した。

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