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イスラム・タリバン運動(TTI)
Tehrik-e-Taliban Islami

主な活動地域

パキスタン(連邦直轄部族地域〈FATA〉クッラム地区)

組織の概要

「イスラム・タリバン運動」(TTI)は,「パキスタン・タリバン運動」(TTP)の元連邦直轄部族地域(FATA)クッラム地区司令官ファザル・サイード・ハッカーニが率いる「タリバン」支持勢力の一つである。約2,500人から3,000人のメンバーを擁するとされる。ハッカーニは2005年,クッラム地区で「タリバン」を支持するグループを立ち上げ,TTPが2007年に設立されるとTTPに参加した。さらに,TTP内で同地区などを担当していたハキムラ・メスードがベトゥラ・メスード死後にTTP指導者になったことを受け,同地区司令官に任命されたとされる。しかし,2011年6月,TTPが一般市民を巻き込むテロを行うことに反対するとしてTTPから離脱し,TTIを設立した。その際,ハッカーニは,アフガニスタン駐留米軍を攻撃対象とすることを明らかにしている。他方,TTIは,クッラム地区に多く居住するシーア派教徒も標的にしているとされ,2012年2月,同地区パラチナルでシーア派教徒を標的とした自爆テロ(39人以上が死亡)を実行するなどしている。

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