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ジュンダラ
Jundallah

主な活動地域

パキスタン

組織の概要

「ジュンダラ」(注)は,2003年,アフガニスタンで訓練を受けた経験を持つアタ・ウル・レフマンによって設立されたとされるスンニ派過激組織である。パキスタン政府及び治安当局のほか,米国権益に対する攻撃を行っているとされ,2004年6月に南部・シンド州カラチで発生したカラチ軍管区司令官車列銃撃事件(10人死亡)を実行したことで広く知られるようになった。カラチを主な拠点とし,連邦直轄部族地域南ワジリスタン地区ワナにも拠点を有しており,2010年6月には,同組織指導者とされたハムザ・アル・ジャウフィがワナ近郊で死亡したとされる。

「ジュンダラ」の活動実態には不明な点が多いものの,過去には,同組織メンバーが南ワジリスタン地区にある「アルカイダ」の基地で訓練を受けていたとされることなどから,「アルカイダ」及び「パキスタン・タリバン運動」(TTP)との関係が指摘される。一方,2014年11月には,「ジュンダラ」報道担当アハメド・マルワトは,「彼ら(『イラク・レバントのイスラム国』,〈ISIL〉)は我々の兄弟であり,彼らの計画がいかなるものであろうと,我々は彼らを支持する」などとISILに忠誠を誓った旨をメディアに公表したとされる。

その後,2015年5月にカラチで,武装集団がシーア派住民が乗ったバスを襲撃した事件では,ISILの「ホラサン州」が犯行声明を発出する一方で,「ジュンダラ」も犯行を自認するなど,ISILとの関係も指摘されている。

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