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ボコ・ハラム
Boko Haram(注1)

ナイジェリア北部を主要活動地域とするスンニ派過激組織。近年,攻撃対象は,キリスト教会,警察,政府関係施設などから国連施設にまで拡大。

別称:
「宣教及びジハードを手にしたスンニ派イスラム教徒としてふさわしき者たち」(Jama'atu Ahlu-Sunna Lidda'awati Wal-Jihad)

1 設立時期

2002年頃

2 組織・機構

(1) 指導者,幹部等

ア アブバカル・シェカウ(Abubakar Shekau)(注2)

別名:
アブ・ムハメド・アブバカル・ビ・ムハメド(Abu Muhammed Abubakar Bi Muhammed),アブ・モハメド・アブバカル・ビン・モハメド(Abu Mohammed Abubakar Bin Mohammed),シャイク(Shayku),シェフ(Shehu),シェカウ(Shekau)

最高指導者。1969年生まれ。ナイジェリア北部・ヨベ州シェカウ村出身。2010年7月,ビデオ声明の中で,自ら「ボコ・ハラム」指導者に就任したと宣言し,西洋文化の影響を排除する活動を再開する旨表明した。また,同月,2回目のビデオ声明で,「アルカイダ」との連携を表明するとともに,米国に脅威を与える旨宣言した。2013年8月,ナイジェリア軍は,シェカウが死亡した可能性を指摘したが,同年9月の声明において,自身の生存を明らかにした。

2012年11月,ナイジェリア政府は,同人の逮捕につながる情報に最大で5,000万ナイラ(1ナイラ0.65円として約3,250万円)の懸賞金を掛けたほか,米国国務省は2013年6月,最大で7万米国ドルの懸賞金を設定した。また,国連安保理「アルカイダ」制裁委員会は,2014年6月,「ボコ・ハラム」の指導者であり,同組織のテロ活動を指示したとして,同人を制裁対象に指定した。

イ モハメド・ユスフ(Mohamed Yusuf)(死亡)

設立者。1970年生まれ。ナイジェリア北部・ヨベ州出身。ナイジェリア北東部・ボルノ州都マイドゥグリ市のモスクのカリスマ的なイスラム聖職者であった同人は,2002年に同市で「ボコ・ハラム」を結成した。同州のほか,バウチ州,ヨベ州において西洋文化の影響を排除する活動を広めていったとされる。2009年7月,警察との衝突をきっかけに発生したナイジェリア治安当局との戦闘で拘束され,死亡した。

ウ アブバカル・アダム・カンバル(Abubakar Adam Kambar)

別名:
アブ・ヤシル・カンバル(Abu Yasir Kambar),アブバカル・カンバル(Abubakar Kambar),アブ・ヤシル(Abu Yasir)

1977年生まれ。ナイジェリア北東部・ボルノ州都マイドゥグリ市出身。アルジェリアで「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)の軍事訓練を受けるなど同組織と密接な関係を有していたとされる。設立者モハメド・ユスフの同志として,2009年7月,ナイジェリア治安部隊との戦闘に参加した。モハメド・ユスフの死亡後,行方不明となり,2012年頃死亡したとの指摘もある(注3)

エ ハリド・アル・バルナウィ(Khalid al-Barnawi)

別名:
ハレド・アル・バルナウイ(Khaled Al-Barnawi),ハリド・アル・バルナウイ(Khalid Al-Barnawi),ハレド・エル・バルナウイ(Khaled El-Barnaoui),アブ・ハフサト(Abu Hafsat),モハメド・ウスマン(Mohammed Usman)

1976年生まれ。ナイジェリア北東部・ボルノ州都マイドゥグリ市出身。アブバカル・アダム・カンバルとともにアルジェリアでAQIMの軍事訓練を受けたほか,外国人の拉致などAQIMの戦術を取り入れるよう提案するなど,両組織間の仲介役を担っていたとされる。

オ マムマン・ヌール(Mamman Nur)

ナイジェリア北東部・ボルノ州都マイドゥグリ市出身。2009年7月の治安部隊との戦闘では,モハメド・ユスフ,アブバカル・シェカウに次ぐ地位にあり,戦闘後,ソマリアに渡り,「アル・シャバーブ」の軍事訓練を受けたとされる。2011年にナイジェリアへ戻り,同年8月,首都アブジャの国連施設に対する自爆テロ事件を首謀したとされる。

(2) 組織形態,意思決定機構等

「ボコ・ハラム」は,約30人のメンバーで構成されるシューラ評議会(a Shura Council)で運営されているとされる。多くの活動は同評議会の同意を得て実行されるが,指導者アブバカル・シェカウが,独断で実行する場合もあるとされる。

3 勢力

最大で数千人のメンバーを擁するとされるが,正確な人数は特定できていない(注4)

4 活動地域

主な活動地域は,ナイジェリア国内でイスラム教徒が多数を占める同国北東部のボルノ州,アダマワ州,ヨベ州,北部のカノ州などであるが,中部のプラトー州及び首都アブジャでも活動がみられる。

また,2013年2月には,カメルーン北部で,フランス人の拉致を実行した(注5)ほか,2014年8月には,チャド軍が,「ボコ・ハラム」とみられる武装勢力に誘拐された被害者をナイジェリアとの国境周辺で救出したとされる(注6)

5 活動目的・攻撃対象

(1) 活動目的

設立者モハメド・ユスフは,@ナイジェリア政府の打倒,A(「ボコ・ハラム」発足地である)ボルノ州におけるシャリーア(イスラム法)施行,B西洋式教育の否定などを標榜した。また,アブバカル・シェカウは,2012年4月,ナイジェリアのジョナサン政権打倒を宣言した。

(2) 攻撃対象

ナイジェリア北部及び中部の地方自治体,軍,警察,政府関係者及び施設を主な攻撃対象としているほか,酒場,キリスト教徒,キリスト教会,「ボコ・ハラム」に批判的なイスラム教徒,イスラム指導者,モスク及びイスラム神学校などに爆弾攻撃や銃撃を行っている。

また,「ボコ・ハラム」報道担当は,2010年3月,「米国は,第一の攻撃目標である」,「米国は,イラクやアフガニスタンなどを迫害しているほか,パレスチナの同胞を殺害するイスラエルを盲目的に支援している」として,米国も攻撃対象であることを強調した(注7)

6 沿革

「ボコ・ハラム」の前身組織は,1990年代中頃に設立されたイスラム教学習グループであるとされる。設立者モハメド・ユスフは,2002年頃,これらグループの分派組織として「ボコ・ハラム」を設立したとされる。「ボコ・ハラム」は,設立後,ナイジェリアの「タリバン」を自称した。

組織設立当初の2002年頃には,ナイジェリア北東部・ボルノ州で警察との小規模な衝突を繰り返していた。2003年12月,北部・ヨベ州の警察署3か所を襲撃した。

「ボコ・ハラム」は,2009年7月26日,警察による取締りをきっかけに,バウチ州の警察署を襲撃,その後,カノ州,ヨベ州,ボルノ州においてナイジェリア治安部隊との間で戦闘を激化させた。この戦闘に際し,モハメド・ユスフや同組織戦闘員等800人以上が死亡した。その後,同組織は約1年間活動を停止した。しかし,2010年7月にアブバカル・シェカウが新指導者に就任後,同年8月,警察や政府関係施設などに対するテロを再開し,同年12月,簡易爆弾を用いてキリスト教会を攻撃した。2011年6月には首都アブジャで,警察本部に対し自動車を用いた自爆テロを行い,同年8月には,国連施設に対しても自爆テロを実行した。近年,「ボコ・ハラム」の簡易爆弾及び自爆等によるテロは増加傾向にある。こうした背景には,同組織が,爆弾製造の能力を有する者や自爆テロを希望する者を数多く取り込んでいる可能性が指摘されている(注8)

米国国務長官は,2013年11月,「ボコ・ハラム」及びその分派組織として,「アンサール」を「外国テロ組織」(FTO)に指定した。また,国連安保理「アルカイダ」制裁委員会は,2014年5月,「ボコ・ハラム」を制裁対象に指定した。

7 最近の主な活動状況

(1) 概況

アブバカル・シェカウが2010年7月1日,「ボコ・ハラム」の指導者に就任して以来,同組織の活動は,自動車を用いた自爆攻撃へと過激化し,活動地域も北部地域から首都圏にまで及んだが,2012年には当局による取締りが強化されたことから,首都圏におけるテロは一時的に収束した。2013年5月,ジョナサン大統領は,「ボコ・ハラム」が北東部のボルノ州,ヨベ州,アダマワ州の一部を占拠しているとして,非常事態宣言をした上で,これらの州に空軍を投入するなどの掃討作戦を開始した。一方,「ボコ・ハラム」は,政府・軍に協力的な地元の自警団や民間人等に対する報復以外にも,学校に対する攻撃を活発化させ,2014年2月,ヨベ州で寄宿学校を襲撃したほか,同年4月にはボルノ州で200人を超える女子学生を誘拐した。同組織は,首都圏においても,首都アブジャで複数件の爆弾テロ(同年4月及び6月)を実行したほか,同年8月には同国北東部の一部を占領し,「シャリーアによる統治」(注9)を宣言するなど,同地域を支配する姿勢を示した。それ以降も,同年11月にはバウチ州の高校で自爆テロが,カノ州ではモスク襲撃テロが発生したほか,同年12月には,ボルノ州で,若い女性と子供合わせて170人以上が誘拐されるなど,「ボコ・ハラム」によるとみられる様々なテロが発生した。

なお,ナイジェリア政府は,同年10月,「ボコ・ハラム」との停戦合意を発表したが,同月,同組織は,同合意を否定する声明を発出した。

(2) 他勢力との連携

ア 「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)

アブバカル・シェカウは,2010年7月,インターネット上に掲載されたビデオ声明の中で,同年4月に死亡したISI(当時)最高指導者アブ・ウマル・アル・バグダディ及び同幹部アブ・アイユーブ・アル・マスリを追悼した。また,2014年7月,ビデオ声明の中で,「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)最高指導者のアブ・バクル・アル・バグダディ,「アルカイダ」最高指導者のアイマン・アル・ザワヒリ,「タリバン」最高指導者のモハンメド・オマルを列挙し,「アッラーのご加護がありますよう」などと呼び掛けた。

イ 「アルカイダ」

「アルカイダ」のオサマ・ビン・ラディン元指導者は,スーダンに滞在した際(1992〜1996年),同国首都ハルツームのイスラム大学に留学していたナイジェリア人のモハメド・アリ(ボルノ州マイドゥグリ市出身)に対し,ナイジェリア国内で「アルカイダ」細胞を組織するよう依頼し,約300万ドルを手交したとされる。モハメド・アリは,2002年,ナイジェリア帰国後,同国内のサラフィー主義組織に資金提供を開始したが,その中には,モハメド・ユスフも含まれていたとされる。

また,2009年7月,ナイジェリア治安当局が実施した取締りを受け,アフガニスタンに逃亡した「ボコ・ハラム」メンバーの一部は,「アルカイダ」から爆発物製造訓練を受けたとの指摘もある(注10)

ウ 「アンサール」(Ansaru)

2012年1月,「ボコ・ハラム」から分派して設立された組織。指導者はアブ・ウワマトゥル・アル・アンサリとされる(注11)。活動目的は,ナイジェリア及び西アフリカ地域におけるイスラム法国家の樹立であるとされる。同年6月,報道担当アブ・ジャファールは,ビデオ声明において,「ナイジェリア政府高官やキリスト教徒はイスラムの敵であり,我々は彼らを標的にし殺害する」旨表明した。

英国内務省は,同年11月,「アンサール」がナイジェリアを拠点とするイスラム・テロ組織で,ナイジェリア政府及び西側諸国に対する攻撃を活動目的とし,また,「アルカイダ」と幅広く連携している組織である旨指摘し,同省資料(Proscribed Terrorist Organaisations)にテロ組織として掲載した。

また,米国国務長官は,2013年11月,「ボコ・ハラム」及びその分派組織として「アンサール」を「外国テロ組織」(FTO)に指定した。その際,同組織が,2012年11月に首都アブジャの警察署を襲撃したほか,ナイジェリア国内に滞在する外国人の拉致に関与している旨指摘した。国連安保理「アルカイダ」制裁委員会は,2014年5月,「アンサール」が「ボコ・ハラム」の分派組織であり,「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)とも関係を有しているとの認識を示した上で,制裁対象に指定した。

エ 「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)

「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)最高指導者アブデルマレク・ドルークデルは,2010年2月,「我々は,あなた方の息子たち(『ボコ・ハラム』戦闘員)に武器の操作に関する訓練を施すほか,人員,武器,銃弾その他装備などのあらゆる支援を行う用意がある」などと述べた(注12)

また,AQIM最高指導者ドルークデルは,2010年6月,中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラとのインタビューで,「(AQIMの)影響力をサブ・サハラ(サハラ以南)地域に拡大するために,『ボコ・ハラム』を支援する」などと述べ,支援の用意を再び強調した。

このほか,アブバカル・シェカウは,2010年10月,同年4月に死亡した「イラクのアルカイダ」(AQI)幹部を追悼する声明を再度発出したが,同声明は,AQIMのメディア部門「アル・アンダルス」が作成したものとされる。

AQIM及びその関連組織がマリ北部を支配下に置いていた間,「ボコ・ハラム」は,同地域にメンバーを派遣しており,2012年4月にマリ北部ガオ市で発生したアルジェリア外交官誘拐事件では,同組織メンバーが関与したと報じられている(注13)

なお,米国連邦議会下院国土安全保障委員会テロ対策・インテリジェンス小委員会は,2013年9月公表の報告書において,「AQIMと『ボコ・ハラム』の関係は,一般的に知られ,認められている」,「(『ボコ・ハラム』報道担当を自称する)アブル・カカ(注14)は,2011年11月,『ボコ・ハラム』が『アルカイダ』(AQIMを指すとみられる)からの支援を受けていることを認めた」などと指摘した。国連安保理「アルカイダ」制裁委員会は,2014年5月,「ボコ・ハラム」を制裁対象に指定するに当たり,同組織が,軍事訓練,物資援助を目的としてAQIMと関係を有しており,爆発物製造の知識を得たほか,戦闘員がマリでのテロに参加したと指摘した。

オ 「アル・シャバーブ」

カーター・ハム米アフリカ軍司令官は,2012年6月,「『ボコ・ハラム』,『アル・シャバーブ』及びAQIMが一緒に軍事訓練を行う一方,活動資金及び爆発物を共有している兆候がある」と述べた。「ボコ・ハラム」幹部マムマン・ヌールは,2009年7月,ナイジェリア治安当局との戦闘後,ソマリアへ渡り,「アル・シャバーブ」の訓練を受けたとされるなど,同組織との関係が指摘されている。

(3) 資金獲得活動

「ボコ・ハラム」は,メンバーから寄附を集める一方,他国のイスラム慈善団体などから資金提供を受けているとされる(注15)。また,誘拐により資金調達を行っているとの指摘もある(注16)

(4) 新たに用いられたテロ手法

ア 女性の活用

ナイジェリアでは,2014年6月,北東部・ゴンベ州で,同国初とされる女性による自爆テロが発生したのを皮切りに,同年中に南西部・ラゴス州(6月),北部・カノ州(7月,12月),北東部・バウチ州,西部・ナイジャ州(11月),北東部・ボルノ州(11月,12月)で,女性による自爆テロが継続的に発生した。

また,自爆テロ以外にも,同年7月,同組織のリクルート要員とみられるナイジェリア人女性3人が逮捕されたほか,同月,同組織戦闘員とみられる男女2人が,爆発物を体にくくりつけた少女とともに逮捕された。

「ボコ・ハラム」が,2014年4月,ボルノ州で200人を超える女子学生を誘拐した後も,同国北東部では,同年,同組織によるとみられる女性の誘拐が相次いで発生(5月,6月,8月,12月)した。「ボコ・ハラム」は,これら誘拐した女性に家事等を強いているほか,一部を自爆犯として利用しているとの指摘もある(注17)

イ 占領地域の統治

「ボコ・ハラム」は,2014年8月,ナイジェリア北東部の一部の占領と,シャリーアによる統治を宣言した。同組織はそれまで,標的を襲撃した後,治安部隊が到着する前に撤退してきた。しかし,同月以降,ボルノ州,ヨベ州等の町村を襲撃,占領し,同年11月には,200人以上の女子学生を誘拐した(同年4月)チボク町を占領した。同組織は,極端な解釈によるシャリーアの適用を行っており,喫煙者や麻薬密売人等に対して厳罰を科しているとされる(注18)

年 月 日  主要テロ事件,主要動向等
02  「ボコ・ハラム」設立
03.12.31
〜04.1.1
 ナイジェリア北東部・ヨベ州の警察署3か所を襲撃
09. 7.26
〜7.30
 ナイジェリア北東部・バウチ州都バウチ市の警察署を襲撃後,北部・カノ州,北東部・ボルノ州及びヨベ州の各地でナイジェリア治安部隊との戦闘が発生。設立者モハメド・ユスフは拘束され,その後死亡
10. 7. 1  アブバカル・シェカウが「ボコ・ハラム」の新指導者就任を表明
10. 9. 7  バウチ市で,拘置所を襲撃し,収容者759人が脱走。兵士と警察官ら4人が死亡
11. 6.16  ナイジェリア首都アブジャで,警察本部に対し自動車を用いた自爆テロを実行し,2人が死亡
11. 8.26  アブジャの国連施設に対し,自動車を用いた自爆テロを実行し,23人が死亡
11.11. 4
〜11. 5
 ボルノ州都マイドゥグリ市で,イスラム神学校などに対する4件の連続爆弾攻撃を実行し,約150人が死亡
11.12.22
〜12.23
 ヨベ州ダマトゥル及びポティスクム,ボルノ州都マイドゥグリ市で,キリスト教会や民家などに対する連続テロを実行し,約100人が死亡
11.12.25  アブジャ近郊のマダラとジョス,カノ州,ヨベ州のダマトゥルとガダカで,キリスト教会,警察署,治安機関に対する爆弾攻撃を実行し,40人以上が死亡
12. 1.20  カノ州カノ市で,警察署,治安当局,入国管理事務所などの政府関連施設8か所を銃や爆弾で攻撃。約200人が死亡
12. 2.15  ナイジェリア中部・コギ州で,刑務所を襲撃し,看守1人を殺害,囚人119人が脱走
12. 6.17  ナイジェリア北部・カドゥナ州で,キリスト教会3か所に対し,自動車を用いた自爆テロを実行し,19人以上が死亡
12. 7. 7
  〜 8
 ナイジェリア中部・プラトー州で,キリスト教徒の村12か所を襲撃し,国会議員1人及び州議会議員1人を含む65人が死亡
12.11.25  カドゥナ州ジャジで,軍施設内のキリスト教会前で自動車爆弾テロを実行し,30人以上が死亡
13. 2.16  バウチ州で,レバノン系建設会社を襲撃し,レバノン人4人,英国人,イタリア人,ギリシャ人各1人を拉致。「アンサール」が犯行を自認
13.2.19  カメルーン北部で,フランス人の一家7人を拉致。「ボコ・ハラム」が犯行を自認
13.5. 7  ボルノ州で,刑務所を攻撃し,囚人100人以上が脱走。その後,政府及び軍関連施設を攻撃し,40人以上が死亡
13.7.6  ヨベ州で,寄宿学校に対する襲撃テロを実行し,教師及び生徒20人以上が死亡
13. 9.17  ボルノ州で,民間人に対し銃撃し,140人以上が死亡
13. 9.29  ヨベ州で,大学学生寮に対する襲撃テロを実行し,学生40人以上が死亡
13.11.13  米国国務省は,「ボコ・ハラム」及び「アンサール」を「外国テロ組織」(FTO)に指定
13.12. 2  ボルノ州で,空軍基地や国際空港を襲撃し,ヘリコプター2機,空軍機3機が破壊,軍兵士2人が負傷
14. 2.25  ヨベ州で,寄宿学校の生徒に対し銃撃し,59人が死亡
14. 4.14  ボルノ州で,女子学生200人以上を誘拐。「ボコ・ハラム」が犯行を自認
14. 4.14  アブジャで,自動車爆弾テロを実行し,71人以上が死亡。「ボコ・ハラム」が犯行を自認
14. 5.16  カメルーン北部で,中国系企業を襲撃し,中国人10人を誘拐
14. 5.20  プラトー州で,爆弾テロを実行し,118人以上が死亡。「ボコ・ハラム」が犯行を自認
14. 6. 2  ボルノ州で,複数の村に対する襲撃テロを実行し,200人以上が死亡
14. 6.23  カノ州で,大学に対する爆弾テロを実行し,8人以上が死亡。「ボコ・ハラム」が犯行を自認
14. 6.25  アブジャで,ショッピングセンターに対する爆弾テロを実行し,21人以上が死亡。「ボコ・ハラム」が犯行を自認
14. 7.16  ナイジェリア東部・アダマワ州で,ドイツ人技術講師を誘拐。「ボコ・ハラム」が犯行を自認
14. 7.27  カメルーン北部で,同国副首相宅等を襲撃し,同副首相夫人等を誘拐
14. 8.24  ナイジェリア北東部の一部を占領し,シャリーアによって統治していると宣言するビデオ声明を発出
14.10.17  ナイジェリア政府,「ボコ・ハラム」との停戦を発表
14.10.31  政府との停戦を否定するとともに,今後の交渉も拒否する旨のビデオ声明を発出
14.11.28  カノ州で,モスクに対する爆弾,襲撃テロを実行し,120人以上が死亡
14.12.14  ボルノ州で村落を襲撃し,女性と子供170人以上を誘拐。民間人35人が死亡

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