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イスラミック・ジハード・ユニオン(IJU)
Islamic Jihad Union

別称:
イスラミック・ジハード・グループ(IJG) Islamic Jihad Group
ジャマート・アル・ジハード・アル・イスラミ Jama'at al-Jihad al-Islami

国連制裁対象 (2005年6月1日)

米国FTO (2005年6月17日)

主な活動地域

ウズベキスタン,タジキスタン,アフガニスタン,欧州

組織の概要

「イスラミック・ジハード・ユニオン」(IJU)(又は「イスラミック・ジハード・グループ」〈IJG〉,「ジャマート・アル・ジハード・アル・イスラミ」)は,2002年,「アルカイダ」の主張する「グローバル・ジハード」路線を志向するナジムディン・ジャロロフらがシャリーアに基づく国家の樹立を目指し,「ウズベキスタン・イスラム運動」(IMU)から分派してパキスタンで設立したスンニ派過激組織である。勢力は100人から200人程度とされる。また,欧州では,ドイツを中心に,ドイツ人改宗者やトルコ系メンバーなど最大100人の活動家が潜伏していたとされるほか,米国人メンバーの存在も指摘されている。2009年9月には,最高指導者のナジムディン・ジャロロフが死亡しており,現在は,アブドラを名のる者が最高指導者となっているとされる。

2004年3月から4月にかけて,ウズベキスタンの首都タシケント及びブハラで自爆テロを,同年7月にはタシケントの米国及びイスラエル大使館付近で爆弾テロを引き起こした。2008年には,主にアフガニスタンで「タリバン」,「アルカイダ」などと共同して駐留外国軍への攻撃を行い,米軍基地に対する自爆テロ(2008年3月)を実行した。また,ドイツでも,フランクフルト国際空港や同国内の米軍基地などを狙った爆弾テロを計画したとして,2007年9月にはIJU要員3人が逮捕されている。

IJUは,2014年5月,「タリバン」と共同でアフガニスタン国軍基地を襲撃したとの声明のほか,2015年8月には,新たに就任したアフタール・マンスール「タリバン」指導者(当時)に忠誠を誓う声明を発出するなど,「タリバン」及び「アルカイダ」との関係を強めている。

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