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最近の内外情勢 2010年7月

7月8日(木)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・徳島施設に対して立入検査を実施(徳島)。
  • ノルウェー警察は,国内でテロを計画した疑いで,「アルカイダ」と関係するとみられるウイグル系ノルウェー人ら3人を逮捕したと発表。
徳島施設立入検査状況(7月8日)
徳島施設立入検査状況(7月8日)
7月9日(金)
  • 過激派などが,陸上自衛隊浜大樹演習場での上陸演習に反対する抗議行動を実施(北海道)。
  • 国連安保理が,韓国哨戒艦沈没を招いた攻撃を非難する議長声明を採択。これに対し,北朝鮮の外務省報道官は,同10日,議長声明について「明確な判断も結論もない」と断じた一方,6者協議を通じた平和協定締結と非核化実現への努力を表明。
  • 朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が,菅人総理のG8サミットでの韓国哨戒艦沈没事件をめぐる言動に関し,「菅人は,政権の座に就くやいなや,対朝鮮敵対感を露骨にさらけ出し,我が方に対する中傷をむやみに吐き出している」などと,菅総理を初めて名指し非難。
  • パキスタン・連邦直轄部族地域(FATA)のモフマンド地区で自爆テロが発生し,100人以上が死亡。同テロ発生後,「タリバン」支持勢力である「パキスタン・タリバン運動」(TTP)が犯行声明を発表。
7月12日(月)
  • ウガンダの首都カンパラで,飲食店などを狙った自爆テロが連続発生し,米国人1人を含む76人が死亡。同テロ発生後,「アルカイダ」に忠誠を誓うソマリアの「アル・シャバーブ」が犯行声明を発表。
7月15日(木)
  • 在韓国連軍司令部と朝鮮人民軍が,大佐級実務接触を開催(板門店)。北朝鮮側が,将官級会談に先立つ国防委員会検閲団の受け入れを要求。北朝鮮側は,翌週23日に開催された2回目の接触の際も同旨主張。
  • オランダ・ハーグの仏大使館占拠事件などで殺人未遂,逮捕監禁などの罪に問われた日本赤軍最高幹部・重信房子の上告審で,最高裁が上告棄却を決定(一,二審の懲役20年判決が確定へ)。
7月16日(金)
  • 共産党が,党本部において,都道県委員長会議(東日本)を開催(東京)。
7月17日(土)
  • 共産党が,党本部において,府県委員長会議(西日本)を開催(東京)。
7月20日(火)
  • 金賢姫元北朝鮮工作員が来日(~23日),中井拉致問題担当相や拉致被害者家族らと面談。
7月22日(木)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・千葉一宮施設(千葉)及び大阪施設(大阪)に対して立入検査を実施。
  • ASEAN関連外相会議(ベトナム・ハノイ)に出席した岡田克也外相が,中国の楊潔?外交部長と会談。楊部長は,菅総理の早期訪中を歓迎する旨発言。
大阪施設立入検査状況(7月22日)
大阪施設立入検査状況(7月22日)
7月25日(日)
  • 米韓両国が,合同軍事演習「不屈の意志」(~28日,日本海)を実施。米空母「ジョージ・ワシントン」を始めとする艦船約20隻,航空機約200機,将兵約8,000人が参加し,対潜水艦訓練などを実施。北朝鮮国防委員会報道官は,7月24日,声明で同演習に関し,核抑止力に基づく報復聖戦を開始するなどと警告。
7月26日(月)
  • 北朝鮮が,朝鮮戦争休戦協定調印57周年(7月27日)に際し,「祖国解放戦争勝利慶祝中央報告大会」(平壌・平壌体育館)を開催し,金永春人民武力部長(国防相)が「米国の増大する核の脅威に対処し,核抑止力をさらに強化していく」などと強調。
7月27日(火)
  • 第1回東シナ海資源開発に関する日中国際約束締結交渉が,東京で開催(斎木昭隆外務省アジア大洋州局局長,中国の寧賦魁外交部境界海洋事務司司長ら関係者が出席)。同交渉の早期の妥結を目指すこと,第2回交渉を本年秋北京で開催することで一致。

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