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立入検査実施結果について

2006年2月23日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査実施結果について

公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり,120回目の立入検査を実施した。

1 場所

南烏山施設(東京都世田谷区南烏山所在)

2 日時

2月22日午前9時29分から同日午後9時04分までの間

3 動員した公安調査官数

29人。この内,施設内に立ち入った調査官26人

4 今回を含め,これまで立入検査を実施した施設数

19都道府県下・延べ193か所(実数102か所)

5 検査結果

本施設は,教団幹部が多数居住しているほか,教団中央部署の多くが施設内に設置され,実質的な教団本部としての機能を有しており,本検査で幹部の動静や各室の使用実態などが確認された。
また,施設内には,麻原彰晃こと松本智津夫の著書である「三大教典」などの教団刊行物やビデオ・カセットテープ,DVD,CDを始め,麻原のマントラ(呪文)を流して浄化(修法)した,全国の各修行用道場に発送するビデオ・カセットテープや仏画などが多数保管されていた。さらには,施設内の信徒が麻原の写真を所持していたり,信徒の居室内では,麻原の唱えるマントラや同人の映像が流されているなど,施設内信徒が依然として麻原の影響下にある実態も確認された。

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