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立入検査実施結果について

2006年5月31日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査実施結果について

公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり124回目の立入検査を実施した。

1 場所・日時

① 松が谷施設(東京都台東区松が谷所在)
5月30日午前7時39分から午後2時14分までの間
5月31日午前9時40分から午後5時39分までの間

② 南千住施設(東京都荒川区南千住所在)
5月30日午後2時45分から同3時49分までの間

2 動員した公安調査官数

延べ36人。このうち施設内に立ち入った調査官は延べ27人

3 今回を含めてこれまで立入検査を実施した施設数

19都道府県下・延べ208か所(実数104か所)

4 検査結果

両施設は,教団内で「慈愛」と称されるグループの経理事務を担当しているほか,所属信徒が教団の関連事業体等から受注したコンピュータのプログラム作成などを行う作業場として使用されていることが新たに確認された。
また,施設内には,教団特有の祭壇が設置され,麻原彰晃こと松本智津夫の著書や同人の説法を収録したCDやビデオテープなどが多数保管・使用されていたり,あるいは,信徒が麻原の脳波と同じ状態を作り出すとされているPSI(修行用ヘッドギア)を所持するなど,上記グループの所属信徒が依然として麻原の教えに基づいて活動している実態も改めて明らかとなった。

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