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立入検査実施結果について

2006年7月13日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査実施結果について

公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり128回目の立入検査を実施した。

1 場所

① 美濃加茂(本郷)施設(岐阜県美濃加茂市本郷町所在)
② 美濃加茂(関)施設(岐阜県関市下有知所在)

2 日時

① 7月13日午前7時47分から午後4時28分までの間
② 7月13日午後零時9分から午後3時53分までの間

3 動員した公安調査官数

延べ28人(施設内に立ち入った調査官21人)

4 今回を含め,これまでの立入検査の実施対象施設数

19都道府県下・延べ213か所(実数105か所)

5 検査結果

① 美濃加茂(本郷)施設は,「サットヴァレモン」と称する粉末ジュース類を製造する工場兼事務所及び信徒の居室
② 美濃加茂(関)施設は,「プラーナパワー」(水飴を材料にしたお菓子)と称する食品類の製造工場兼食材等の保管倉庫
としてそれぞれ使用されており,教団中央部署の一つである「食品製造部」(信徒用食品を製造する部署)及び「お供物発注担当」(信徒用食品を全国各施設に配送する部署)所属の信徒らが本郷施設に居住し,両施設において上記製造作業などに従事している実態が確認された。また,本施設は反上祐派の施設であり,本郷施設内には,新たに教団特有の祭壇が備え付けられたほか,麻原彰晃こと松本智津夫のマントラを流して食品類を浄化するための「修法室」が設置されていた。さらに,本郷施設内には,麻原の写真及び「三大教典」を始めとする教団刊行物のほか,同人の説法を収録した教学用ビデオ・カセットテープなどが多数保管されており,関施設内にも教学用ビデオカセットテープが保管されるなど施設内信徒が依然として麻原の影響下にある実態も改めて確認された。

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