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立入検査実施結果について

2007年6月21日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査実施結果について

公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり144回目の立入検査を実施した。

1. 場 所

甲西施設(滋賀県湖南市平松所在)
水口施設(滋賀県甲賀市水口町所在)

2. 日 時

甲西施設
6月21日午前5時48分から午後2時55分までの間
水口施設
6月21日午前5時50分から午後4時までの間

3. 動員した公安調査官数

29人。このうち施設内に立ち入った調査官は22人

4. 今回を含めてこれまで立入検査を実施した施設数

19都道府県下・延べ277か所(実数110か所)

5. 検査結果

両施設とも教団主流派(反上祐派)が掌握しており,甲西施設は,組織内で「シガ」と呼ばれ,全国各施設において信徒指導などを行っている幹部信徒及び出家信徒数人の住居兼信徒向け仏具等の販売を行う教団関連会社の事務所として使用されていることが改めて確認された。
また,水口施設は,出家信徒数人の住居兼修行の場として使用されていることが改めて確認された。
両施設共,施設内に教団特有の祭壇があり,麻原のマントラ(呪文)が流されていたほか,PSI(修行用ヘッドギア)や麻原の写真,「三大教典」を始めとする麻原の著書,同人の説法を収録した教学用CD等が多数保管されており,施設内信徒が依然として麻原に帰依し,同人の説く教えを根本とする教団の教義に従って修行している実態も明らかとなった。

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