公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり145回目の立入検査を実施した。
立入検査実施結果について
2007年7月5日 更新
公 安 調 査 庁
公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり145回目の立入検査を実施した。
1. 場 所
金沢施設(石川県金沢市昌永町所在)
2. 日 時
7月5日 午前7時42分から午後6時47分までの間
3. 動員した公安調査官数
計14人(うち施設内に立ち入った調査官12人)
4. 今回を含めて立入検査を実施した施設数
19都道府県下・延べ278か所(実数110か所)
5. 検査結果
本施設は,教団内で「金沢道場」と呼ばれ,教団特有の祭壇を備えた道場が設置され, 主流派(反上祐派)の出家信徒数人が常駐して修行するほか,石川県を始めとする北陸地方の在家信徒を 指導・教化するための活動拠点及び関連事業体の事務所として使用されていることが改めて確認された。
また,本施設内には,麻原の著書である「三大教典」を始めとする教団刊行物,麻原の説法等が 収録されたビデオテープ,DVDなどが多数保管されていたほか,パソコンのハードディスクにも同人の説法の 音声ファイルが保存されるなど,教団信徒が依然として麻原に帰依し,同人の教えに従って修行している実態が確認された。
また,本施設内には,麻原の著書である「三大教典」を始めとする教団刊行物,麻原の説法等が 収録されたビデオテープ,DVDなどが多数保管されていたほか,パソコンのハードディスクにも同人の説法の 音声ファイルが保存されるなど,教団信徒が依然として麻原に帰依し,同人の教えに従って修行している実態が確認された。