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最近の内外情勢 2012年4月

4月1日(日)
  • オウム真理教上祐派が,「上祐代表説法会」を開催(福岡,7日・神奈川,14日・長野,15日・千葉,22日・東京)。
  • ミャンマーのアウン・サン・スー・チー女史率いる国民民主連盟(NLD)が,ミャンマー上・下院及び地方議会の補欠選挙で圧勝。同選挙を受け,米国が,ミャンマー向け金融サービス禁止等の部分的解除を含む段階的な制裁緩和措置を採る旨発表した(5日)ほか,欧州連合(EU)が,外相理事会においてミャンマーに科している制裁のうち,武器禁輸を除く措置の1年間停止を正式決定(23日)。
4月3日(火)
  • 我が国政府が,13日に期限を迎える対北朝鮮措置((1)全ての北朝鮮籍船舶の入港禁止措置,(2)北朝鮮からの全ての品目の輸入禁止措置,(3)北朝鮮に向けた全ての品目の輸出禁止措置等)の1年間延長を閣議決定。
  • ロシア国営原子力企業「ロスアトム」のキリエンコ総裁が,玄葉光一郎外相と会談(東京)。5月3日発効の「日ロ原子力協定」について,「これまでは,情報の交換のみに限定されていたが,発効後は確固とした協力が可能になる」などと発言。
4月4日(水)
  • ソマリアの首都モガディシュのソマリア国立劇場において,暫定政府要人を標的としたとみられる爆弾テロが発生し,12人が死亡,30人以上が負傷。「アル・シャバーブ」が犯行を自認。
4月5日(木)
  • 兵庫及び鳥取両県警の合同捜査本部が,北朝鮮に高級車を不正輸出した外為法違反(無承認輸出)容疑で,鳥取県境港市の中古車販売業者及び広島県福山市の古物販売業者を逮捕。両容疑者は,2009年5月から6月にかけ,ベンツ等の高級車5台を神戸港から中国・大連経由で北朝鮮に輸出した疑い。
4月8日(日)
  • ナイジェリア北部カドゥナにおいて,教会を狙ったとみられる車を使った自爆テロが発生し,38人が死亡,多数が負傷。犯行声明はなし。
4月11日(水)
  • 北朝鮮が,朝鮮労働党第4回代表者会を開催(平壌・4.25文化会館)。金正日を「永遠の党総書記」,金正恩を「党第1書記」に推戴。
  • 主要8か国(G8)外相会合が開催(~12日,米国・ワシントンD.C.)。発表された議長声明では,北朝鮮によるウラン濃縮・弾道ミサイル開発計画・兵器拡散活動を非難し,全ての核兵器の廃棄と核・弾道ミサイル開発計画の放棄を要求。
  • ロシアのラブロフ外相が,玄葉光一郎外相と会談し(米国・ワシントンD.C.),北朝鮮によるミサイル発射後の対応について,「今後も日ロ間で緊密な意思疎通を図っていく」などと発言。また,北方領土問題については,ロシアの新政権が発足する5月以降に,協議を本格化させる方針を確認。
4月13日(金)
  • 北朝鮮が,「人工衛星」と称するミサイルを発射。北朝鮮は,同日,「軌道進入は成功しなかった」,「失敗の原因を究明している」などと報道。
  • 北朝鮮が,最高人民会議第12期第5回会議を開催(平壌・万寿台議事堂)。金正日を「永遠の国防委員長」,金正恩を「国防委員会第1委員長」に推戴。
4月14日(土)
  • 欧州連合(EU)のアシュトン外交安保上級代表及びイランのジャリリ最高安全保障委員会事務局長が,イラン核問題をめぐる協議を行い(トルコ・イスタンブール),今後も対話を継続することで合意。
4月15日(日)
  • 北朝鮮が,故金日成主席生誕100周年慶祝閲兵式を開催(平壌・金日成広場)。金正恩第1書記(国防委員会第1委員長)が演説。
  • アフガニスタンの首都カブール,東部ナンガルハール州など4地域において,外国公館,政府庁舎及び治安機関施設などを標的とした同時多発テロが発生し,襲撃犯36人を含む47人が死亡,60人以上が負傷。在カブール日本大使館にも被害が発生。「タリバン」が犯行を自認。
4月16日(月)
  • 国連安全保障理事会が,北朝鮮によるミサイル発射(13日)に対する議長声明を採択。議長声明では,同国による発射行為を強く非難した上で,北朝鮮制裁委員会による措置の強化や,更なる発射・核実験の実施にはそれに応じた行動をとる決意を表明。
4月17日(火)
  • 中国外交部報道官が,石原慎太郎東京都知事の「尖閣諸島購入」発言に対し,2日間(~18日)続けて,「日本側が釣魚島と付属島しょに対し採る一方的な措置は不法で無効であり,この島しょが中国に属する事実を変えることはできない」などと表明。また,香港に拠点を置く尖閣諸島の領有権主張活動家団体「香港保釣行動委員会」が,在香港日本総領事館に対する抗議活動を実施(19日)。
4月19日(木)
  • イラクの首都バグダッド及びキルクークなどにおいて,治安機関施設等を標的とした爆弾テロが相次いで発生し,約40人が死亡,約150人が負傷。「イラク・イスラム国」(ISI)が犯行を自認。
4月22日(日)
  • 中国の唐家璇中日友好協会会長が来日(~29日)。唐会長は,野田佳彦総理を表敬訪問した(26日)際,「5月の野田総理訪中を歓迎する」との温家宝総理のメッセージを紹介。野田総理表敬後,記者団に対し,「一部の問題により,両国関係が損なわれることのないよう望んでいる」などと発言。
4月24日(火)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・水戸施設に立入検査を実施(茨城)。
水戸施設立入検査状況(4月24日)
水戸施設立入検査状況(4月24日)
  • 中国の習近平国家副主席が,訪中した河野洋平日本国際貿易促進協会会長と会談し,日中関係について,「相手の核心的な問題,重要な問題を両国は適切に処理していくべき」と述べたほか,「これらは小さな問題だ。友好の気持ちがあれば解決できる。コントロールできないようになってはいけない」などと発言。
  • 中国人民解放軍系国有企業「中国航天科工集団」の子会社「湖北三江航天万山特種車両有限公司」が,北朝鮮が軍事パレード(15日)で公開した新型弾道ミサイルの発射台車両と酷似した製品を2011年5月に納入した旨ウェブサイトで公表していたことが判明。同社は,北朝鮮との取り引きを否定している模様。
4月27日(金)
  • オウム真理教主流派が,「ゴールデンウィーク集中セミナー」を開催(~30日・埼玉)。
4月28日(土)
  • オウム真理教上祐派が,「ゴールデンウィーク集中セミナー」を開催(名古屋,29日~30日・大阪)。
4月29日(日)
  • 右翼団体が,「昭和の日」にちなみ,昭和天皇の御遺徳を偲ぶ街宣活動や武蔵野陵参拝などを実施(東京,大阪など)。
4月30日(月)
  • 野田佳彦総理が,米国のオバマ大統領と会談し(米国・ワシントンD.C.),「日米同盟はアジア太平洋地域の平和,安全保障,安定の礎」などを盛り込んだ日米共同声明を発表。

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