公安調査庁は，９月１８日，オウム真理教施設に対し，次のとおり立入検査を実施した。

武蔵野施設（東京都武蔵野市吉祥寺南町所在）
午後４時１５分から午後７時２分までの間
※　当該施設に対する立入検査は初めて。

１９人。このうち施設内に立ち入った調査官は１４人。

今回の検査で２４回目となり，１３都道府県下延べ２５か所の施設に対して実施。
※　立入検査の通算回数は今回で３５８回目となり，検査を実施した施設数は１９都道府県下延べ６８７か所（実数１３４か所）。

当施設は，オウム真理教主流派「Ａｌｅｐｈ」とは一線を画しつつも，麻原に対する絶対的帰依を堅持しながらオウム真理教の活動を継続している幹部信徒を中心とする集団が確保した施設であり，施設内の物件について検査を実施し，麻原の写真，麻原の説法を収録した教材などが多数保管されていることを確認した。