法制審議会民法(債権関係)部会第36回会議(平成23年11月29日開催)
議題等
民法(債権関係)の改正に関する論点の検討について
議事概要
1 民法(債権関係)の改正に関する論点の検討
部会資料31(第33回会議で配布)に基づき,民法(債権関係)に関する論点につき,審議がされた(具体的な検討事項は次のとおり)。
1 消滅時効
2 債権の目的
審議事項のうち,以下の論点が分科会で補充的に審議されることとなった。
・ 「時効の効果」のうち,「債務者以外の者に対する効果(援用権者)」(部会資料31第1,3(2))
・ 「形成権の期間制限」(部会資料31第1,4)
・ 「その他の財産権の消滅時効」(部会資料31第1,5(1))
・ 「取得時効への影響」(部会資料31第1,5(2))
・ 「種類債権の目的物の特定」(部会資料31第2,4(1))
・ 「法定利率」のうち,「利率の見直しと変動制の導入の要否」及び「中間利息控除」(部会資料31第2,5(1)及び(2))
・ 「選択債権」(部会資料31第2,6)
部会資料32及び部会資料34記載の検討事項については,後日審議することとされた。
2 報告事項
(1) 第1分科会第1回会議の開催について,以下のとおり報告された。
「第1分科会第1回会議の開催について(報告)」【PDF】
(2) 部会長から,「消滅時効」に関する論点のうち分科会で審議することとされたものについては,第2分科会の担当とすることが報告された。