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森法務大臣訓示

令和2年8月7日(金)

 間もなくお盆休みの時期であり,この間に夏季休暇を取られる方も多いと思います。一方で,新型コロナウイルス感染症の感染状況は,依然として,緊張感をもって対応すべき状況が続いています。
 そこで,職員の皆様には,改めて,手指消毒やマスク着用,大声を避けるなどの基本的な感染防止策を徹底するとともに,三つの密を極力避け,特に多数の者との会食等の感染リスクが高い状況を控えるということに,留意してください。
 そして,帰省や旅行については,高齢者等への感染防止等をも考慮して,慎重に判断してください。
 また,法務省の職員の中にも,新型コロナウイルス感染症の感染が確認された方や,感染の疑いなどのために自宅待機となっている方がいます。こうした方々が,回復後や職場復帰後に日常生活を円滑に取り戻せるよう,法務省は,組織として十分に配意する必要があります。
 特に,管理職の方々は,感染したり自宅待機となった部下職員が,これに起因する問題を抱えていないか十分に注意を払い,問題を認知した場合には,迅速に措置を講じてください。対応に苦慮する場合は,遠慮なく上級庁等へ相談してください。
 新型コロナウイルス感染症に感染した方やその家族が,職場や地域社会で差別や偏見を受けることは,絶対にあってはなりません。皆様におかれては,これを強く意識し,法務省職員としての自覚を持って行動していただきたいと思います。
 最後に,夏季休暇期間中は,出勤する職員が少なくなることもあり,体調不良時に休暇取得を申し出ることをためらってしまう方もいるかもしれません。しかし,体調不良を感じた場合は,遠慮なく休暇を取得して,体を休めてください。
 管理職の方々は,普段から部下職員の体調に留意するともに,体調不良者がちゅうちょなく休暇取得を申し出ることができる環境を整えるよう,配意願います。
 今後も,私は,義家法務副大臣,宮﨑法務大臣政務官,そして職員の皆様と一丸となって,法務省における感染対策に全力で取り組んでまいる所存です。

(以上)