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法務大臣閣議後記者会見の概要

令和4年2月22日(火)

 今朝の閣議において、法務省案件はありませんでした。

ワクチン接種に関する偏見や差別を防止する取組に関する質疑について

【記者】
 法務省は、ワクチンの未接種者に対する差別や偏見を防止するための啓発動画を作成し、公開しました。
 こうした中、政府は3回目のワクチン接種加速に向けて注力していますが、人権擁護を担当する法務省として、ワクチン接種に関する差別や偏見を防止するために、今後どのように取り組んでいかれるか、お考えをお聞かせください。

【大臣】
 感染力の強いオミクロン株への対応に当たり、ワクチンの3回目接種は、新型コロナウイルスの発症予防・重症化予防の要となるものであり、政府一丸となって、希望する方々への接種を進めているところです。
 もっとも、病気等のやむを得ない事情で接種を受けることができない方もおり、そのような方々に対する不当な偏見や差別は、あってはならないものと考えています。
 こうした偏見や差別を防止する取組については、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針にも掲げられているところです。
 全国の法務局で応じている人権相談の中でも、接種を受けていない方々に対する偏見や差別に関するものが、残念ながら、一定数見受けられます。
 そのような中、ワクチン接種に関する偏見や差別を防止するとともに、接種した人もそうでない人も、それぞれの事情に応じた感染症対策を行いましょうと呼びかける意図で、人権啓発動画を作成し、公開しました。
 法務省としては、引き続き、このような人権啓発活動も通じて、ワクチン接種に関する不当な偏見や差別の防止に取り組んでいきます。
(以上)