「刑事施設の被収容者の不服審査に関する調査検討会」活動状況(平成24年)
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開催回数 20回 |
2 | 審査件数 |
審査件数 | 審査結果 | |||
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処理案相当 | 処理案不相当 | 継続審査 | その他 | |
252件 | 247件 | 1件 | 3件 | 1件 |
※ 審査中,再調査相当とされたものが4件あり,うち3件は継続審査となった。 ※ 「その他」1件は,会の意見がまとまらなかったものである。
3 | 委員の意見 |
委員から述べられた主な意見としては,原庁における処分の存否に関するもの(「矯正管区長等が存否を判断するに当たっては,当該事実関係に照らし,実質的に処分がなされたかどうかを見るべきである」等),処分の告知に関するもの(「矯正処遇の適切な実施に支障のない範囲で理由を付すなど,個別の状況に応じた分かりやすい告知を行うべきである」等),保護室収容の継続に関するもの(「継続の要否については,動静記録等客観的な資料に基づきできるだけ統一的に判断がなされるようにすべきである」等)があった。 なお,審査全体に関し,不服申立てがより一層迅速に処理されるよう,資料作成の合理化・効率化等を含めて,今後とも努力すべきである旨の意見が述べられた。 |
4 | 施設視察 |
平成24年 2月16日 静岡刑務所 平成24年10月31日 大阪刑務所 平成24年11月 1日 奈良少年刑務所 |