Q22
裁判はどのような流れで進むのですか?
A22
裁判員裁判は次のように進んでいきます。
冒頭手続(法廷)
- 被告人の確認(人定質問)
- 検察官が起訴状を朗読する
- 被告人と弁護人から起訴状に対する言い分を聞く(意見陳述)
審理(法廷)
1.証拠調べ手続
- 検察官・弁護人が証拠により証明しようとする事実を説明(冒頭陳述)
- 検察官や弁護人が提出した凶器などの物や書類を取調べ,証人や被告人に対する質問を行う(証拠調べ)
2.弁論手続
- 検察官が事実関係や法律的問題などの意見を述べる(論告)
- 検察官が被告人に与えるべきと考える刑を述べる(求刑)
- 弁護人が事実関係や法律的問題などの意見を述べる(弁論)
- 被告人が意見を述べる(最終陳述)
評議(評議室)
裁判員と裁判官が話し合い,有罪か無罪か,有罪の場合にはどのような刑にするか決める。
判決手続(法廷)
裁判官が評議の結果に基づき,被告人に判決を言い渡す。
各情報の詳細は,法務省ホームページの裁判員制度のコーナー(https://www.moj.go.jp/keiji1/saibanin_index.html)をご覧下さい。