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検事総長からのメッセージ


検事総長 林 眞琴 (はやし まこと)

主な経歴

昭和32年 愛知県生まれ
昭和58年 検事任官
東京地方検察庁検事,甲府地方検察庁検事や在フランス日本国大使館一等書記官のほか,仙台地方検察庁検事正,法務省刑事局長,名古屋高等検察庁検事長,東京高等検察庁検事長を経て,

令和2年7月17日就任

~検事を志す皆さんへ~


 検察の使命は,厳正公平・不偏不党を旨として,基本的人権を尊重しつつ,刑事事件の事案の真相を明らかにし,刑罰法令を適正かつ迅速に適用実現することにあります。
 具体的には,ほとんどの刑事事件は,まず警察等の第一次捜査機関によって捜査が行われ,検察庁に送致されてきます。検事は,公益の代表者として,その捜査が適正に行われているかをチェックした上,事件記録を読み込み,被疑者や被害者等の参考人を取調べ(虚心坦懐に聞くことが重要です。),警察等の捜査機関と協力しながら,必要な客観証拠も収集するなどして,事案の真相を解明していきます。
 昨今,最新の情報通信技術が悪用されたり,犯罪のボーダレス化も進んでいることから,検察では,スマートフォン・パソコンなどの解析や,国際共助の活用などにより,これらに的確に対応するよう努めています。
 捜査を遂げた後は,どういった処分が事案の真相に見合った,国民の良識にかなう,相応の処分かを真剣に考え,起訴すべきものは起訴し,適正・妥当な判決を得るための公判活動を行います。確定した裁判の執行も指揮・監督します。
 それとともに,犯罪の被害に遭われた方々への支援や,罪を犯した者への再犯防止・社会復帰支援に向けた取組も推進しています。
 このように,検察は,法秩序を守り,安全・安心な社会の実現のために大切な役割を果たしており,その職責は重いですが,とてもやりがいのある仕事です。
 また,検事は,刑事事件だけではなく,法務省で法令の立案をしたり,外務省に出向して各国大使館に勤務したり,東南アジア諸国等の法整備支援をすることもあり,職域は多岐にわたっています。
 もちろん,任官当初から,すべてに対応できる検事はいません。検察庁では,新任検事全員を対象とした研修を実施した上,指導検事の下で日々の業務を通じたOJTを行い,その後も経験年数に応じた様々な研修を実施するなどして,人材育成に力を入れています。
 検事の仕事に興味を持たれた皆さまには,臆することなく検事を志してほしいと思います。
 検察庁は,自由闊達な議論ができ,相互に協力して仕事をする組織風土と,ワークライフバランスを重視した職場環境の構築に努めており,職員一人一人が生き生きと働いています。
 検察組織は,人で成り立っています。
 高い志を持ち,意欲のある皆さんが検事に任官されることを,心から待ち望んでいます。

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