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ジャマー・アンシャルシ・シャリーア(JAS)
Jamaah Ansharusy Syariah, Jamaah Anshorus Syariat, Jamaah Ansyarul Syariah

主な活動地域

インドネシア(ジャカルタ,西ジャワ州,中ジャワ州,東ジャワ州,西ヌサトゥンガラ州,ブンクル州)

組織の概要

「ジャマー・アンシャルシ・シャリーア」(JAS)は,インドネシアのイスラム過激組織「ジャマー・アンシャルット・タウヒッド」(JAT)の分派組織である。勢力は公称2,000~3,000人とされる。JASは,JAT最高指導者アブ・バカル・バシールによる「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)への忠誠表明(2014年7月)に反対し,臨時代理最高指導者の地位を解任されたモハマド・アフワンのほか,いずれもバシールの息子であるアブドゥル・ラヒム(別名イイム)及びロシード・リドーが中心となり,2014年8月に設立された。最高指導者にはアフワンが就任し,シャリーア評議会議長にはイイムが就いた。JATメンバーの約80%がJASに移籍したとみられている。

JASは,ウェブサイト「www.muqawamah.net」を立ち上げ,ISILに反対する立場を示しつつ,「ヌスラ戦線」(「タハリール・アル・シャーム機構」〈HTS〉)のプロパガンダを転載するなど,宣伝活動を中心に活動してきたが,JASメンバーの中には,軍事訓練を行ったなどとして逮捕される者も存在する。

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