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アフワーズ解放のためのアラブ闘争運動(ASMLA)
Arab Struggle Movement for the Liberation of Ahwaz, Harakat al-nizar al-arabi li-tahrir al-ahwaz

主な活動地域

デンマーク,オランダ

組織の概要

「アフワーズ解放のためのアラブ闘争運動」(ASMLA)は,イラン南西部・フーゼスターン州の分離独立を掲げ,1999年に欧州で,アフマド・ムッラー・ニーシー等により設立された(ニーシーは2007年にオランダで暗殺)。バアス党理念及びアラブ・ナショナリズムの傾向を有するとされ,軍事部門「ムヒードゥッディーン・ナーシル殉教者旅団」を有するとされる。

2005年6月及び2006年1月に同州州都・アフワーズで発生した爆弾テロに関し犯行声明を発出し,2018年9月に同地で発生した革命防衛隊軍事パレードに対する襲撃テロでは,当初は犯行を自認した(ISILの「ホラサン州」が同時に犯行声明を発出。イラン外務省がデンマーク及びオランダの大使を召喚して抗議した後にASMLAは声明を撤回)。

2020年10月,イラン国会幹部は,イラン情報当局がスウェーデン在住の最高幹部ハビーブ・アシュード(別名ハビーブ・チャアブ)を同国からトルコ・イスタンブールに誘い出しイラン国内に連れ去ったと公表した。

設立当初から,サウジアラビア国内から支援を受けてきたと指摘される。2020年2月,デンマーク当局は,サウジアラビアのために諜報活動を展開していたとして,ASMLAの幹部3人を拘束したと発表した。

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