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チュニジアのアンサール・アル・シャリーア
Ansar al Shari'a in Tunisia

国連制裁対象(2014年9月23日)

米国FTO(2014年1月10日)

主な活動地域

チュニジア

組織の概要

「チュニジアのアンサール・アル・シャリーア」は,2011年1月に同国のベン・アリ政権の崩壊後に存在が明らかになった組織である。

同組織は,イスラム法の施行を目標に掲げ,2012年5月には,同国北部・ケルアン県で数千人規模の年次総会を開催した。同年9月に発生した在チュニジア米国大使館襲撃事件では,同組織関係者の関与が指摘された。チュニジア政府は,2013年2月及び同年7月に発生した世俗派の野党指導者射殺事件への関与等を理由に,同年8月,同組織をテロ組織に指定した。

同組織は,リビア国内のチュニジア国境付近で,訓練施設を運営しているとされ,2015年7月,リビアで米軍の空爆により同組織指導者セイフ・アッラー・ベン・ハスィーン(別名アブ・イヤド。「チュニジア戦闘集団」〈TCG〉の設立者)が死亡したと報じられた。

なお,同組織の元幹部ブバカル・ハキムが,「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)のオンライン英語機関誌「ダービク」第8号(2015年3月)にISIL構成員として登場するなど,同組織からISILへの戦闘員流出が指摘された。

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