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アル・アシュタル旅団(AAB)
Al Ashtar Brigades, Saraya Al Ashtar

米国FTO(2018年7月)

主な活動地域

バーレーン

組織の概要

「アル・アシュタル旅団」(AAB)は,イランの支援を受け,2013年4月,フェイスブック上で,バーレーン政府打倒を目的として設立を宣言したシーア派武装組織である。同国は,2014年3月,AABをテロ組織として指定し,米国も2018年7月,外国テロ組織(FTO)及び特別指定国際テロリスト(SDGT)に指定したほか,同組織メンバーであるアハマド・ハサン・ユースフ及びアルサイード・ムルタダー・マジード・ラマダーン・アラウィの2人をSDGTに指定した。

AABは,イランから武器や爆発物を入手しており,メンバーの中には,イラクに所在するイラン革命防衛隊(IRGC)キャンプで訓練に参加したり,バーレーン政府による訴追を免れるため,イランに逃亡したりする者も存在する。

AABは,ソーシャル・メディア上で,バーレーン人,サウジアラビア人,英国人及び米国政府に対する攻撃を呼び掛けている。2014年3月には,バーレーン国内で,警察官及びアラブ首長国連邦(UAE)高官を爆弾で殺害したほか,2015年1月には,北部で手製爆弾を爆発させ,同年7月には,東部で爆発物を爆発させた。このほか,AABは,2017年1月にも,警察官を射殺している。また,2018年1月には,組織のロゴをIRGCに類似したロゴに変更し,米国及びその同盟国に反対する非国家主体として,イラン政府への忠誠を表明した。

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